妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

認知症介護は想定外の難題の連続だ

2013-08-20 12:36:07 | 今日の夕食介助

<稲穂と満開のにらの花> 我が家の近くにて

当地は今は薄曇りで無風状態です。雨模様です…蒸し暑いです。

昨日の夕食介助

妻はアルツハイマー型認知症 要介護5全介助で意思の疎通は出来ません。特養に入居しています。
3日に一度夕食介助に通ってます。

前回(16日)は暫くぶりに体調が良く 以前の笑顔ほどではないが私を見てニコッとしたのです。
急いで携帯のカメラを起動したが間に合わなくてそれっきりだった・・・

1か月前に初めて てんかん発作を起こし食欲も一気に落ちて胃ろう造設の段取りが進んでいる最中です。

口からうまく食べられなくなり 飲み物を啜れなくなったので胃ろうの段階になったと認識したのが 昨日も前回も回復したかのように体調がいいのです。

今までは機嫌の良かった次は必ず一段と凹んでいたのです。

前回の面会で 職員さんが妻が食事中に何か言葉を発したと私に伝えてくれましたが詳しいことは分からなかったのですが
昨日 担当した職員さんがその時の模様を伝えくれました。

食事中に突然 「美味しいね!!」 と、はっきりとした声で言ったそうです・・・職員さんは あまりの出来事だったので他の職員さんを呼んだそうです。

しかし その時だけだったそうです。

声は発しない 私を認識出来ない妻が 突然 「美味しいね!!」 と声を発したならば、私は仰天したと思う。

夕食は満腹になるまで食べたし 食べながら右手をテーブルに運んだり 口に運んだりしていて病状が回復していくような気がします。

しかし そのようなことは今までの経験から起きる筈はないと思う?!

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今月中に胃ろう造設の段取りになっています。

症状が好転している今 胃ろう造設は先延ばしにしたい気持ちになったが予定通りに進めるべきだと改めて決断しました。

認知症介護は 今日のことに最善を尽くす…明日のことは考えないことだと自分に誓ったばかりなのに先のことを考えない訳にもいかない事態も起こる・・・?

起きた問題に最善を尽くすという方針も持ってもいいと思った。

認知症介護は想定外の課題が次々と起きるものだ