妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

意思の疎通は出来ないがこちらの思いは伝わるのかもしれない

2013-11-21 15:21:43 | 日記

特養入所中の妻は アルツハイマー病で要介護5 全介助 意思の疎通は出来ません。

声は発しません。

食事は全てスプーンで食べさせています・・・

3日に一度 夕食介助に通っています。


今年の春 老健から今の特養に移転しました。

初めて迎える冬です……。

施設は郊外の小高い丘と言うより山?の上にあり 主要道路からは殆ど施設関係車両しか通らな

い坂道を5~600m上った所なので 大雪で行き帰りが出来ない時がありそうだ?!

その時は日中に変更しようと思う~~。

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20日の夕食介助

PM6:00 妻のグループのホールに着くと いつもと変わらず車椅子でテーブルに着いていた。

私が隣に座ったのも気が付いていないようで まっすぐに どこにピントが合わせているのか

分からない虚ろな眼。

職員さんが声をかけても全然反応なし……

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職員さんと日中の報告を聞いていた時…何かの話題の中で 妻は孤独を好まない性格だったの

で 多床室に入れてよかった 私も望んでいた・・・(確か新型特養の話題だったと思う)

と言った時 私たちの会話をすべて理解して聞いていたかのように ピッタリしたタイミングで

この時だけ大きく頷いたのです…!!

 

この時ばかりは 意思の疎通は出来ないが 一方通行で相手の意思を読み取ったと思った。

私が声にしなくても思いは伝わるのかもしれない