妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

気が付けば老々介護まっただ中!?

2014-06-12 16:30:41 | 介護の回想

<12月に結実して今ようやくここまで育ちました> 

今日の昼食介助

梅雨に入ってから毎日うっとうしい天気が続きます。

今日は雨量が多く 風も強く 池には釣り人は一人もいなかった。(PM1:30)

 

正午丁度に妻のグループの食堂に着くと いつものように車椅子に座って目を瞑って身動きせず

に固まっていた。

 

スプーンでごはん・おかずを口に運ぶとなんでも拒むことなく食べます。

特に甘いものは口を大きく開けて好んで食べます。

 

30分かかって完食

何も残さなかった

この間声は一度も発しなかった

目も一度も開けなかった

あまり気にかけていなかったが、私は75歳になり老々介護の段階に入っていた。

今日の帰りは職員さんが玄関まで妻を連れて見送りに来てくれました。

玄関前で妻を判っている事務の職員さんがいて 平成16年当時の(当時は当施設のデイ

サービスを利用していた)妻の面影を話して下さいました。

 

当時は要介護1か2だった・・・。

「いつも白いエプロンを着けていて 髪は三つ編みだったのを覚えています…。」と言われました。

 

私は今まで利用者さんのエプロン姿は見たことがない。

想像すると異様な感じがします。

 

思い出すと平成21年春 グループホームから老健に移転する時 餞別にエプロンをもらいました。

老健に移ってから少しの間 そのエプロンを着けていたのを思い出した・・・。

アルツハイマー型認知症 診断から11年 現在は最重度の段階です。

全介助・声は発しない・目は瞑ったまゝ

 

介護がいつまで続けられるのか不安はあります

老々介護は確実に進んでいきます

私の健康第一に頑張ります