妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

配偶者介護には終わりはありません

2014-04-07 21:25:07 | アルツハイマー型認知症

<菜の花のように群生しているが名前が不明 茎は紫一色>

本日の昼食介助 (私の妻はアルツハイマー型認知症で全介助 特養に入居しています)

 

今日は高3の孫(男)を連れて行った。

2年ほど面会に行ってないし 学校が始まってからでは当分機会がないと思った。

最近の 重度の段階になった目を瞑ったままの無表情で車椅子に座った姿の写真を見せてからの

面会です。

 

行きの車中でアルツハイマー型認知症の説明をしてからの対面です。

妻のグループの食堂に入ると5名の入居者さん車椅子でテーブルを囲んでいた。

 

妻だけ目を瞑ったままで 口は少しひらいて身動き無く車椅子に座っていた。

妻の両側に私と孫が座って「〇平(孫の名前)が来たよ」とゆっくりと2度、3度と声を掛けた・・・。

 

妻の顔をのぞき込むように凝視していたが表情は微動だにしない・・・?

孫には現状を十分話しておいたのでそれほど驚いた様子は見えなかった。

 

テーブルを囲んでいた5人の入居者さんの1人が私たちを見ていた・・・

この方90歳代の女性 神妙な面持ちで声を発したのです!!

私には、はっきりとは聞き取れなかったがかわいそう・・・。と聞こえたのです。

この方は認知症だとしたらアルツハイマー型ではないと思う。

 

私は今まで約5年間老健と特養に面会に通ってますが 意思の疎通が出来るうちは皆さんと心が

通じていました。

 

妻も通じていましたが、今の段階ではどこから見ても他人の思いやりなど感じる心はまるで

ひとかけらもあるとは思えない。

 

これがアルツハイマー型の最重度の姿なのだと認めなければと、今まで何度も自分に言い聞かせて

きたことか・・・。

私たち配偶者介護には介護の終わりはありません



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