妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

紫陽花の季節になります

2012-06-16 22:09:39 | 日記

幅60cm位です。迫力のある力作です。

今日は 朝から小雨交じりの少し肌寒い一日でした。

紫陽花の映える天気ですが 我が家の紫陽花は蕾もありません。

去年 株があまりにも大きくなりすぎたので根元から全部切ってしまったせいか。


もしかしてと思って今(PM9:10) 懐中電灯を持って庭に出て確認してきました。

よく見ると なんと直径1m高さ50cm位の株に何10本もの茎の先に

白色で直径3cm位の蕾というか 花の子供がいっぱい付いてました。


当地は開花はまだまだのようです。


写真のちぎり絵(ハサミで切ってますので正しい名称は解りません)

入所者さんの作品です。素晴らしい出来栄えです。


3日毎の夕食の介助に行ってきました。

今日は体調のすぐれない日だった。

笑顔は一度も見せず 声も一度も発しなかった。

おかずのスパゲッティは大半残した。


私でも好・不調の波があるので 今日は不調の日だったと思うこと

にします。

しかし いずれ さらに進行するのは覚悟してます。

が、諦めてはいません。

私は 今でも もしかしてと希望を持ってます。

 


笑顔は見られなかったが表情は穏やかだった

2012-06-13 21:59:49 | アルツハイマー型認知症

テーブル中央に飾ってありました。直径12cmで完全な球形です。


PM5:50からの夕食介助 妻は食事を待っていたのかどうかは分かりませんが

スプーンを口に運ぶと 何でも食べます。


今日のおかずに軟らかめのトンカツがでました。軟らかくても肉なので なかなか

飲み込めないです。


今日は 45分かけて完食しました。

妻は入れ歯でないのです。

夕食後の歯磨きで口の中を覗くと 上下数本づつしかありません。

ここ3年間で数本抜けてます。


3年前までは 抜けた歯は 私が受け取っていたのが最近受け取ってないのは

多分飲み込んでしまうのが ほとんどだと思います。


これでは肉類は噛むのは困難だと思った。

魚類も噛んでも噛んでもなかなか飲み込めていません。


今日の面会で新たな難題が浮かんできました。

テーブルを囲んだ9人の入所者さんの内8人は総入れ歯のようです。


今の妻の状態では総入れ歯は作れないです。

3年前の歯の治療の時 歯医者さんはそういってました。

 

今現在のこの私の局面 打開方法は個人的には見つけられないです。

明日から新たな勉強に挑戦です。


 

 

 


アルツハイマー病治る予感がしてきました

2012-06-11 12:44:25 | アルツハイマー型認知症

10日(日)施設に夕食の食事介助に行ってきました。


3日前は 最近見られなかった笑顔が見られたし 何といっても左手の拘縮が消えて

自由に動かしていたのです。


この時 私は治る周辺症状もあると信じた。

左手に造花を持った写真を記録に撮ってあります。


今までに何回も治ったと喜んでも 次回の面会では 元に戻る の繰り返しだった。

今回も 期待しないで施設に向かった。

 

2階のエレベーターが開くと何と 10mくらい先から私を見つめていた。

私が来るのを分かっていたかのように その瞬間思った。


テーブルの側まで近づき 右回り向きを変えて私が近づいても妻はいつまでも

エレベーターに視線が合っていたのです。


結局この日は自ら視線を私に向けることはなかった。

食事は全介助で完食したが45分かかり最後だった。


この妻のアルツハイマーと言う病気 今の時点では何も治療はしていません。

症状にかなりの好・不調の波が激しく毎回の訪問に 一喜一憂 しています。


機嫌の良い時の状態を見ていると この好調を持続出来る何か対応があるのではと

医学知識のなにもない 一介護家族 の思い付きです。

今でも妻の認知症は ある日突然治ってしまうような予感がします。

 


へらぶな釣り大会がありました

2012-06-10 16:05:49 | 釣り

今日の大会は 県内各地から総勢45名の釣り愛好者が当池に来られました。

朝5時に集合したそうです。

今日は 天気予報は風は強いとなっていて実際かなり強いです。


皆さん ほとんど21尺を振ってました。

当池は写真の通りどこでも手軽に竿を出せます。

危険箇所はありません。

が、3:11の震災で堰堤が少し崩れたので近い内に修復工事が始まるそうです。

工事期間中 魚の事が気になりますが なんとも仕方がないことです。


このへらぶな釣り 歳を重ねても一向に衰えを感じないこの趣味 何か魔力があるようだ。

健康維持には最適だと思っているが 何といっても私の一番の関心事 認知症予防に

もっとも効果があると私は信じます。


高齢者の多いこのへらぶな釣り師の中で 認知症を発症した話はきいてない。

又 高齢で引退した先輩の方々の中でもきいたことがない。

確率からいけば何人かいてもおかしくないです。

 


私は体力が続く限りこの釣りは止められないと思う。


今日の大会の釣果は検量まで居なかったので判りません。


本日の妻の調子は最近では最高に良かった

2012-06-07 22:15:19 | 日頃気になること

3日毎の施設での夕食の食事介助 今日は施設へ向かう前から何となく

晴れやかな気分だった。


3日前は 何となく気分がすぐれぬままに施設に向かったが 妻は元気がでるまでに少し

時間がかかった。


妻は左手が固まって常に拳を胸に当てている状態なのが 今日は手を開いて右手を

擦っているのです。


左手を持つと自由に動かせるのです。

今までの経過からは信じられないのです。


表情は生き生きとして 笑顔を見せ 3日前とは全く別人にみえます。

今日は 何か喜ばせてもらえることを見せてもらえる予感がしてました。


私の隣の入所者さん 妻を見て元気になったといってくれました。

又 例の男の入所者さん食事を終えて車椅子でやってきました。

この方も 一目であまりの元気な妻を見て いつものセリフ 「とうちゃんを分かるのかい」

が出なくていきなり「治った!!」と言ったのです。


とにかく あまりの変貌ぶりなのです。

 

今までに この様な現象何回かあり希望を持たせてもらったが いつもその場限りだった。

これでいいのだと いつも納得して施設を後にします。

 

今でもアルツハイマー病は絶対に治らない病気とは思っていません。

認知症がかなり進んだ段階でも時として素晴らしい判断力を示すことがあります。

何もしゃべれないのに 突然言葉を発するのは 医学的 にどう説明できるのか。


今回の拘縮した左手が自由に動いてる動作 静止画ですが携帯のカメラに撮ってあります。

本日の妻の状態 2年前の病状と変わりません。

もしかすると認知症は治るのではないかと希望が持てます。