妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

私の健康が妻の為にも大切な事だと痛感しました

2012-06-06 00:16:03 | 日頃気になること

昨日(4日) 朝9時頃 家で突然胸が苦しくなった。

目まいがしてふらふらになり このまま倒れてしまうのかと すごく不安になった。

去年の4月 これと同じ症状が起きた。

この年の3月に 何の目的があったのか今思い出せないが自動血圧計を買い求めたのです。


この目まいの症状は 血圧が高いせいなのかと計って見ました。

すると なんと心拍数が190と出ました。

私は 心拍数は普通70前後で190などあり得ないと思っていたのです。


触診では何も振動(脈)が伝わってこなかった。

血圧計の故障かと思っていた。


この時は夜間で 息子が在宅だったので夜間救急病院に受診に行くことが出来た。

受信中又 心拍数が上がり計器に血圧190と出た。


医師の説明では特別重篤のことではなく寝不足 疲労などから起きるとの説明だった。

実際に 車の運転中に この様な症状が起きたならば大変危険なことだと思います。

この症状のままでは運転は不可能です。

この時から昨日まで 一度もこの様な症状はなかった。


昨日は測定する間もなく正常になったのです。

昨日は私の体調  妻の症状の激変の一日だった。


今日は睡眠を十分とり 体調管理に勤めました。


何はともかく妻の介護のためにも私の健康が第一だと改めて認識しました。

 


諦めかけていた私には奇跡に思える言動が暫らくぶりに起きました。

2012-06-04 23:10:54 | アルツハイマー型認知症

3日毎の妻の夕食介助(17:45~18:30)に 施設に行ってきました。


面会して いつもより 何となく精彩を欠いている感じでした。

左隣に椅子を並べて座りましたが 声をかけても肩に手をかけて話しかけても

こちらを振り向きもせず 真っすぐ何かを見つめるでもなく ただ眼を開いてるだけ

の様に見えました。


また 階段を1段下がったのか しかたがないと認めるしかないと 私は落ち込んだ

気分でした。


家を出るとき 何となく何か起きる予感がしたのです。

食事は40分かけて完食だったので これで良いのだと自分に納得させた。


なんとなく気分がすっきりしなかった。

この時 少し離れたテーブルで食事の終わった男性の入所者さんが車椅子で

私たちの所にやって来ました。

 

3人とも向き合うように車椅子を動かした。

妻は依然として無表情で 眼は何処を見ているともなく ただ開いているだけだった。


この時 この男性の入所者さん 突然 親指を立て「とうちゃんのことは判るんだバイ!」

と、私と妻に向かって言った。


この入所者さん 毎回来て同じ事を訊いてます。

私はいつも 「分かっているよ」 と答えてました。


今日に限って始めて 「分かってないようだ」 と言ってしまった。

すると

奇跡です

妻の瞳が生き生きとしてきて 以前の笑顔に戻って 隙間の広がった上前歯を出して

今出来る限りの笑顔を創って 口を開いて声を出して 「わかってるよ!」 と

私をはっきりと見つめて言ったのです。


私には この出来事は奇跡に思うのです。


すぐに職員さんに このことを伝えました。

職員さんは 「嬉しい出来事ですね」 と言ってくださいました。

この男性入所者さんに 「ノイ子さんに もっと話しかけて!

 と言ってくださいました。

私は今日は一転して爽快な気分を迎えられました。

男性入所者さん 職員さん 妻 に感謝します


へらぶな釣り大会がありました

2012-06-03 18:30:43 | 釣り

他地区のへらぶな愛好会の大会がありました。

撮影の1時間前 強いにわか雨があった。

まだ家に居る時です。直ぐにやんだので見学に行ってみた。


総勢30人位で皆さん中高年の方です。

私達当池の会員は ほとんど10尺前後ですが 今日の皆さんは全員21尺を

振ってました。


減水中なので21尺でも1本半~2本位です。

釣法はドボンのようでした。


2時納竿時 写真撮らせて頂きました。

1位6kg台・・・3位3kg台だったそうです。

 画像の貼り付け方法が解ってないようでプレビューにかけると下の写真(魚を持った)

が一番上にも貼り付いています。

解りませんのでそのまま投稿してみます。

実際は2枚しか挿入してません。

 


認知症と言っても説明の仕様が解りません。1000人1000色です。

2012-06-01 23:10:02 | 日記

今日は 晴れ時々くもり だったが風もなく穏やかな 釣りには最高のコンディションだった。

が、こういう天気の日は いつも貧果で終わります。


しかし 私達釣り仲間は天気まかせ 魚の気分次第と心得ていて このへらぶな釣りを

堪能してます。


一日 ウキを眺めていたり 池の周りの新緑に目を移したりして気分はリフレッシュするし

私は 認知症予防に効果があると思っています。

いまはアカシアが満開です。

甘い香りが程よく漂ってきます。

今日は町内のゴミ収集日。

ゴミ集積場で 妻の知り合いのご婦人が 奥さん元気ですか?と訊かれました。

今まで何回か訊かれてます。


その都度 全介助で言葉は話せないし 私を認識出来ないようだと話してますが

いつも 始めて知ったように私には思えます。


認知症というと 物忘れがひどくなったことや 徘徊や 人格が壊れてしまった。

この様な状態が いつまでも続くと思っている方がほとんどです。


アルツハイマー病患者の殆んどは 私の知る限りでは 6~8年で全介助に移行してます。


アルツハイマー病が重度に移行した本人・介護家族の諸課題あまり取り上げられていません。


夕食の介助に施設に行ってきました。

最後まで 私を認識出来なかったようです。

一度も視線が合わなかった。

食事は45分かけ完食しました。オニギリは手に持たなかった。


人は誰でも病気を治す 治りたいと努力しているが認知症患者には

治す意欲や願望はあるのか?

本能であると思う事にします。

第一に食欲は旺盛な点。

突然の物音に危険を感じる反応を示す。

施設に着いて面会直前に地震があった。

今回の地震皆さんあまり気にならなかったようです。

私も震度4くらいでは別に気になりません。