『晴れた日には・・・』

日々の雑感を綴ります。

地区(常会)を歩く

2015年10月25日 | 雑感
母校の同窓会の会費の集金で
久しぶりに、常会内を歩いた。
今日は主に、我が家より下にある地区。


田んぼ道から見る伊那谷は、こんな風景。



いつも、ベランダから見る駒ケ岳もこんな感じ。



途中、手入れされた畑に出会う。
もうすぐ、玉葱を植えつけるのかな?



Iさんちの前に、こんな珍しいものが・・・・
「小柿の木」
何年ぶりだろうか?
昔は、これが貴重なおやつだったなあ・・・・・



のどかな、秋の半日でした。
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行方不明になった眼鏡

2015年10月24日 | 介護
今日は、ショートステイに行く母

出発間際になって
母が古い眼鏡をしているのに気がつく。
「おばあちゃん、いつもの眼鏡は?」

これがいつもの・・・
そう思っている母だが、
それは、ネジで繋いだ部分がもう壊れている古いめがね。
あちらこちら探してみるが出てこない。

こういうことは、二度目。


一度目は、昨年のこと。
デイに置いてきたのではないか、と問い合わせたが
「無い」という返事。

当時、退院にあわせて、新しく作ったばかりの眼鏡。
使い始めてまだ2ヶ月と経っていなかった。

認知症の患者は、本当に思いもかけない所に置く、
という姉の言葉を聞いて
母の部屋を大掃除し、枕の下やベッドの下、
布団カバーの間や、本の間。
バッグというバッグの中を全部探したり、
納戸の中、たんすの中、
下着まで全部ひっくり返して探したけれど
どうしても出てこない。

仕方がないので、また新しいのを作ったのだ。


その眼鏡が、また、ない。
念のため、木曜日に利用したデイに問い合わせてみるが
「そういう忘れ物はない・・・」とのこと。


とりあえず、古い眼鏡で母をショートステイに送り出し、
私は、また、母の部屋を大掃除。
だが、どうしても出てこない。
もう、お手上げ!!

姉に相談すると、
ないと不便だろうからと、すぐ眼鏡屋さんに走ってくれた。
同じ眼鏡を二度も注文しているお客さんなので
カルテを見て、すぐまた、同じものを作ってくれるという。
同じものを3つも作る人もいないわよねえ。


ところが夕方、
デイから電話があって、
「いつもお休みするベッドの枕の下から出てきました。」だって。


利用したのは、木曜日なんですけど・・・・
金曜日には、そのベッド、別の人が使ったと思うんですけど・・・・
毎日、枕カバーやシーツは取り替えないんでしょうか???

ちょっと、????、を感じてしまった私でした。

まあ、無事眼鏡が届いたから、良しとしますか。
いつもお世話になっているデイですから、
大目に見ますか・・・・・ね。
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信州大学教育学部付属幼稚園公開研究会(3)

2015年10月20日 | 雑感
信州大学教育学部付属幼稚園公開研究会の件は、これでおしまい。

覚書です。

(1)公開保育するなら・・・・
公開保育するなら、設定保育ではなく
こうした自由保育(自由遊び)が良い。

子どもたちが、好きな遊びを自由な心で遊んでいると
『思いがけないこと』が起きてくる。
それに、保育士はどう対応するのか。
子どもの、そのときの気持ちをどう汲み取り
どのように声をかけ、あるいは寄り添い
『思いがけないこと』を、
どう対処していくのか。

そんな場面が随所に見られる保育が良い。

担任自身も、
参観したものたちも
大いに勉強になるからだ。
それらの場面を、共通に見たことで
その後の、意見交換が活発になるからだ。


(2)子どもの発達を理解して・・・・
付属幼稚園の公開保育だったせいか
小学校低学年の先生方の参加も多かった。
ただ、「3歳児」という年齢の発達を理解して参加されたかどうか、は疑問。
色水遊びの「教材」についての質問は
3歳児の発達を理解していれば、
違った質問になっていたと思うから。


(3)研究協議の進め方
保育を参観して、質問や意見が出されたら、
それを「受けて起ちます!」という
幼稚園側の姿勢が強すぎてしまった、観がある。
その質問に、あるいは疑問に「応えよう」とする気持ちは
いけないとはいわないが、
その質問を逆に、参観している皆さんに
「皆さんの幼稚園(保育園)ではどうですか?」
「その場面を参観されたほかの皆さんは、どう思われましたか?」と
投げかけたら、
参加した先生方も、一緒に考えることができたのに
と、惜しく思った。


(4)助言者は・・・・
二人の助言の先生がおられました。
一人は、中信地区の教育事務所の教育相談員
もう一人は、信大教育学部の准教授

保育を熱心に参観し、子どもの様子をカメラで納め、
その写真を見せながら、
子どもの遊びの動きと共に、子どもの心の推移を想像し、
45分の間に、彼が得た喜びを解説してくださった
教育相談員の助言の先生、
実に見事でした。

それに引き換え、
およそ今日の保育場面とは関係があるとは思えない
自分の専門分野の話を
大学の授業のように得意げに話されていた助言の先生。
多くの参観者が、
途中から居眠りをしていたの、ご存知かしら?


助言者の選考は難しいものですね。
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チーちゃんの背中

2015年10月19日 | 雑感
パパが夜いない日は
まだ、ママが一人では、
チーちゃんをお風呂に入れることができないので、
じーじとばーばが
二人がかりでお風呂に入れます。


じーじは、
息子たちが赤ちゃんだった時、
一度もお風呂に入れた経験がありません。

仕事で毎晩遅かったことと、
同居していたばあちゃんが
お風呂係だった、ということもあります。

そんなわけで、
60過ぎて、はじめての「赤ちゃん入浴」を経験する
じーじなのです。

湯船につかって
チーちゃんを抱く手つきも
なんだか危なっかしいのです。

よく肥えているので
腕にできた、四個ものたんこぶのようなふくらみの
間と間を伸ばして洗ったり
お股から太ももにできている
これまた、風船のような
間と間を伸ばして洗うのは
実に骨が折れます。

「さあ、裏返して!」と私が言えば、
「まるで、お餅のようだな。」と主人。

背中には、
相撲取りのように
お肉が腰まで垂れています。

その背中を見て、
じーじが言いました。
「ばーばの背中と同じだね。」と。


何を言われても平気なばーばです。

チーちゃん、
このくらい太っていたほうが・・・・
健康的で、赤ちゃんらしくていいのよ。
今にきっと、ほっそりするからね。

だって、チーちゃんは
あのスリムなママの子だもの。
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信州大学教育学部付属幼稚園公開研究会(2)

2015年10月18日 | 日記
信大の幼年教育研究会に出掛けた一番の目的は
河邊貴子先生のお話を聴くことでした。

河邊先生は、聖心女子大の文学部教育学科の教授ですが
若いころ、公立幼稚園の教諭をやってらしたこともあって
今、「遊びを中心とした保育」
そして「保育記録の機能と役割」について
研究していらっしゃいます。

来月、伊那市でも河邊先生をお招きして研修会をするのですが
できるだけ、若い先生方に勉強していただくため
その日私は、若い先生と土曜保育当番を代わることにしました。

研修会には参加できないので、
河邊先生がどのようなお話をされるのか
お聴きしたいと思い、
一足早く、お話を聴きに行ってきたのです。

伊那市の研修会はほぼ一日ですが、
昨日の先生の講演は
わずか1時間だったので
同じお話になるとは思いませんが
それでも、行った甲斐はありました。


先生は、
「長年信大の研究会の指導をしていらっしゃった
大妻女子大の柴崎(正行)先生のピンチヒッターです。
そんな私の話ですみません。」
と、謙遜しておっしゃっていましたが
とてもわかりやすい口調と
胸にすとんと落ちるお話の内容で、
行って良かったと思いました。


まず、保育 とは・・・・
「養護」+「教育」

これからの保育は
21世紀型スキルを持った子どもを育てなくてはならない。
21世紀型スキル、とは
「何を知っているか」ではなく、
「この世の中のために何ができるか」

あそびを中心とした総合的な経験を積ませながら
遊びに自ら参加し、
人やモノとかかわりを深めながら
他者とのコミュニケーション能力を高める。
対象物(人)が持っている法則性や概念を理解し
自分の課題、友だちと一緒に越えていく課題
それらをクリアするための態度の形成。
遊びの中で、
発達(年齢)と共にそれらが培われるように保育を進めて欲しい。

そして、一番重要なのが
遊びの質を見る視点。
物事を鋭く分析し、論理的に捉え、保育を進める力が
今、保育士に求められている。

難しい話に聞こえますが
要するに、
子どもの遊びを捉える目、
遊んでいる子どもの心の内面や動き、を読み取る力と
「あそび」の質を見極めながら
子どもが心から「満足」する遊びとなるための
タイムリーな援助と
でしゃばり過ぎない、そして発達年齢を考慮した環境設定の提供
が、できる保育士になってください。

ということなのだと、理解しました。

また、個にばかり目を奪われると集団が見えない
集団と個、空間と時間
それらを総合的に見るようにしてください。
ということもおっしゃっていました。

今までやってきた保育は
けっして間違っていたわけではないけれど
でも、ちょっと先生のお話を意識してメリハリをつけ、
子どもを、遊びを
もう少し踏み込んで捉えることが必要だと感じました。


今度の職員会で話してみることにしましょう。
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