30年ほど以前社屋新築の折、玄関前の植栽として植え付けたのが始まりである。
土地が合ったのか小気味よく増えたので、我が家にもお裾分け頂いた。
夏の花も秋の花も散り急ぐ季節に、瑞々しく咲きはじめる可憐な花には、確かな吉祥が宿っているようだ。
八つ手咲くまでには、まだ少し間がありそうだ
八つ手は初冬の花である 蜜を求める虫たちの最後のレストランだ。
南信濃天龍村産の大きな松茸が届いた、村から松本に移住して友人が、無人の実家に帰郷して収穫してきた貴重品だ。
もう一週間早かったら悔やんでいた、沢山の松茸が成熟して朽ちていたという。
茸のホウシが山中に飛び散って来年も豊作だろうと素人は安易に考える。
しかし日本のいたるところで進行している過疎が、良いことか悪いことか、私にはわからない。