葬礼とお祭りと

 

1週間前と酒田の町はすっかり変わっていた。

 酒田祭り　若い人は皆元気だ　御神輿を担ぐのが楽しそうだ。

 

御神輿の基地　酒田港

 海浜公園に紅いハマナスが咲いていた

 前日の納棺、通夜　翌日の葬式　火葬　念仏　施餓鬼供養　初七日　繰り上げ４９日法要と続いた葬儀が終わり14：30帰路についた。

長野県境に近い新井サービスエリアで夕食

 妙高の残雪

 

牡丹散って しゃくやく咲く

石炭を蒸し焼きにして都市ガスを発生させる、その残り滓がコークスである。

ふいごで風を送りコークスを燃やすと白熱して輝く。

村の鍛冶屋さん鋼を熱して鍛え農具を作っていた。

シャクヤクの花芯はコークスの炉心のように白熱する

オオアマナ

つつじ

 

 

青梅とマンゴー

 剪定が上手かったのか、今年も梅がブドウみたいに実をつけた。

こんなに成らしてはいけないと云う人がいて摘果した。

要点は小さな実を取り除くことらしい。

 マンゴーの新芽　冬の間　居間でいじけていたマンゴーは外に出され、真夏日の陽光でにわかに覚醒した。

早く花を見せてほしい。

 

 

 

 

 

山形県酒田市

 松本　長野　高崎　新潟　酒田　田沢と乗り継いで７時間強の乗車時間であった。

長野　高崎間は幸運にも北陸新幹線Ｅ7型車両に乗車することができた。

 

 田沢の夕焼け

 酒田市

 

 

 

 

 

散るということ

 身近な人が二人相次いで病に倒れた。

８８歳の義兄は脳腫瘍とのこと、高齢のため摘出不可と診断された。

痴呆症状が急激に進んで、私が誰かわからなくなっている、そして言葉を忘れてしまった、喋る機能もなくした。

しばらく入院加療することになった。

三女の亭主の母は心筋梗塞で入院、複数個所に梗塞が見つかり、治療は限定される。

急遽　酒田市に見舞うことになった。　娘の亭主の郷を早期に訪問しようと思いながら今日まで果たせずに過ぎた。

八十路を間近に控え　他人ごとではない。