欅の血管模型の梢に、淡い赤味が差して、芽吹きの兆しが見えてきた。
この時期、一夜明けると林の様子が変わっている。
日の出とともに3台の高所作業車がやってきて送電線補修工事が始まった。
二階の窓から同じ目線で作業を追いかけた。
目を見張ったのは、作業バケットに陣取った若者の流れるような作業の流儀である。
一連の作業工程に無駄と思われる動作は微塵も感じられない、必要な部品をバケット内から取り出すこと、腰に巻いたツールベルトから抜き取る工具はすべてブラインドだ。
欅の血管模型の梢に、淡い赤味が差して、芽吹きの兆しが見えてきた。
この時期、一夜明けると林の様子が変わっている。
日の出とともに3台の高所作業車がやってきて送電線補修工事が始まった。
二階の窓から同じ目線で作業を追いかけた。
目を見張ったのは、作業バケットに陣取った若者の流れるような作業の流儀である。
一連の作業工程に無駄と思われる動作は微塵も感じられない、必要な部品をバケット内から取り出すこと、腰に巻いたツールベルトから抜き取る工具はすべてブラインドだ。
昨夜は生憎の空模様でスーパームーンの月の出は見られなかった。
午後9時頃震度2強の地震に驚かされた。やっぱりスーパームーンと地震は相関するのだ?
午前3時ごろ異様な明るさに外を見ると、中天より西側の大きな月が煌々と照っていた。
驚いたことに常念岳が丸見えである、
三脚を立て5秒ほどシャッターを開くと昼間と違った景色があった。
雪山に沈む大きな月
明け行く安曇野
犀川の白鳥湖から白鳥たちの北帰行が始まった。
雨水は二十四節気の一つで、空から降るものが雪から雨に変わる事を指しているようだ
例年の松本であれば気候との乖離が大きくて実感の乏しい言葉なのだが、今年は図らずも合致した。
ハクモクレンを濡らす雨
花弁を硬く閉ざす福寿草
難を転じて吉
霧にぬれる金縷梅
朝からにわかに春めいた
残照
東の空に丸い朧月が、前回の満月を一週間ほど前に見た気がする。
冬から春に変わるとき、時の過ぎ去る感覚が著しく乱高下する。
今夜は十三夜月