荒れた耕作放棄地に、桑園の名残の桑が育っている。
桑の実が色付いて野鳥が寄って来た。
遠くに残雪の常念が霞んでいる。
スイカズラ 花を引き抜いて根元を吸うと微量の甘い蜜が楽しめりる。
サンキライ 山仕事で棘のある蔓に泣かされた。
知人が月見草という呼び方は正しくない、としたり顔で言った。
宵待草も誤りだという。 オオマツヨイグサが正しい
月見草という本名を持つ草花を咲かせたこともある。
それでも記憶の中の月見草はこの花である。
大スズメバチが庭の灌木の茂みの中に一輪挿しのような巣作りを始めた。
晩秋には数百匹の蜂が出入りし、人を襲うこともある危険集団になる可能性が大きい。
共生などといっていられない、殺虫剤で駆除した。