紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

小梅の天日干し 10kg弱

2019年06月13日 | 我が家の食&漬物作り

明日の夜から天気は下り坂。でも、今日のカンカン照りは逃す訳には行かないと、小梅の天日干しを始めた。梅酢は空き瓶に保管した。

「午後に裏返しすれば、小梅だけに7~8割がた、天日干しが終わるのでは?」という淡い期待だった。場合によっては、倉庫で天日干しを一服してもらい、雨が上がった日曜日から干すことになるのかも・・・

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来週の20日頃からは梅雨入りするかも知れない。それまでにしなきゃならない家庭園芸がいくつもある。雨が降ってもカッパを着れば出来る作業もあるが、家庭園芸の自分がそんなことをすると、近所の農家の人達が落ち着いて骨休めしにくくなる・・・

動噴(動力噴霧器)を使う消毒は、準備や片づけが煩わしいし、完全防備のサウナ状態も耐えがたいので年に1回か2回しか行わない。でも、此の時期、果樹の葉の生い茂り方や5mもある庭木を見れば、パワーのある動噴でないと薬液が行き届かない。

気合を入れてする薬剤散布だけに、その効果は何日も持続してもらわな困る。散布後に強い雨で洗い流されたらたまらん。明日の夜から土曜日の日中にかけての雨の強さがわからない。「アーア」と言いたくないので、今日予定していた庭木や果樹への消毒はあきらめた。

 


あさが来た(再放送) 祖父が思い浮かぶ番組だった・・・

2019年06月13日 | 田舎暮らし&家族

録画しているNHK連続テレビ小説「あさが来た(再放送)」が、昨日で最終回となった。実在した「広岡浅子」をモデルにしたドラマで、「七転び八起き」ではなく「九転び十起き」をモットーに明治維新を乗り越えた浪速の実業家だった。

ドラマでは剛腕な実業家ぶりは微塵もなく、家業を必死に守り抜こうとする姿、仕事と家族の狭間に揺れ動く様子が描かれていた。家族や家族同然の奉公人との間で繰り広げる「思いやり・行き違い・悩み」、歴史上の人物との出会い、明治時代の有田のみかん農家事情など、随所に明治の世相や歴史が散りばめられていて興味深く拝見した。

自分が中学生だった時に亡くなった我が祖父は、明治9年生まれだった。「あさ」とは、わずか30年しか歳が離れていなかった。祖父も、同じ大阪だった。

今、もし祖父に聞くことができるとすれば、「お爺ちゃん、広岡浅子って名前、聞いたことある? 顔、見たことある? その店に行ったことある?」「その時、お爺ちゃんは何をしていたん?」などなど、いっぱい聞きたいことがある。

「あさが来た」は、明治の世相に思いを巡らさせてくれたし、亡きお爺ちゃんをも思い出させてくれたし、当時の有田のみかん作り農家の一端も垣間見せてくれた。

「あさ」の口癖だった「びっくりぽん」は、その言葉の心地よさに、「あさ」を思い浮かべながら、今では我が夫婦も使わしてもらっている。