昨日、運転免許更新に必要な高齢者講習を受講し、「認知機能検査結果」と「高齢者講習終了証明書」をもらってきた。
認知症検査を受けるのは、これが2回目。
1回目は今年の3月。5月に医大付属病院に検査入院することが決まった時だった。入院に関する事前説明を受けた時、『任意ですが、認知症検査にご協力して頂けますか』と。躊躇したが協力することにした。
面談形式だった。覚えているのは、「生年月日、今日の日付・曜日・季節、事前に見せられた数個の絵柄をいくつ覚えていたか」だった。季節を聞かれた時のことは今も覚えている。3月下旬のことだったので、咄嗟に「今は春彼岸やから春や」と。春彼岸なんて昔人間の言葉に、担当者が戸惑ったことを覚えている。
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今回が2回目だった。
「名前、生年月日、今日の日時・曜日、事前に見せられた16個の絵柄をいくつ覚えていたか」だった。試験なので解答用紙に記入した。
事前に、『この認知症検査に不合格となった場合は、続いての車の運転講習や視力・視野検査などを受ける必要がありません』と説明があった。約20分間休憩し、採点結果と合否判定が出るのを待った。
参加者9人全員が合格だった。
過去3年間無違反の参加者だけだったので、運転技能検査はなかった。
全ての講習が終わった時は、3時間余りが経っていた。疲れたー
・・・認知症予備軍・・・
病気の1つとしか思っていなかった「認知症」。
多少の物忘れはあったとしても、無縁のことだと思っていた「認知症」。
義務づけられた高齢者講習を受け、「認知症予備軍」と烙印を押された気がした。
認知症検査は記憶力の検査だった。車の運転に必要な老化で衰える動体視力や咄嗟の反応力など、身体能力はわからない。
老化を感じている最近では、特別な事情がない限り夜間の運転は自粛しているものの、ハンドルを握るときは「認知症予備軍」らしい運転を心がけねばと痛感する機会となった。
・・・福岡市HPより・・・
シニアドライバーのみなさん~運転に不安を感じていませんか?~
加齢に伴い、心身は変化しています。心身の変化や運転する日の体調・天候・路面状況などに合わせた安全運転を心がけましょう。