間もなくホワイトデー。気遣ってくれたバレンタインのお返しは、いつも孫達が喜ぶイチゴと決まっている。
昨日は土曜日で学校や幼稚園がお休み。孫の顔見たさに一足早いホワイトデーだった。早めたおかげで、高速道路が休日3割引というおまけもついてきた。
朝一番に家内が直売所に走って買ってきた新鮮なイチゴを積み込み、届けてきた。せっかくだからと漬物や野菜も持って行った。
・・・・・
案の定だった。
孫たちは、ジジ・ババが来たことよりも「イチゴ」に大喜びしてくれた。
でも、「孫達の喜ぶ顔」がみられただけで満足だった。
孫がいる3家族と義母・義妹家族へのお返し。今年はウッカリ忘れすることもなく届けられた。
・・・エッ! 気恥ずかしくなった・・・
娘宅でのこと。
娘から、自分にも家内にも 『これっ 誕生日のお祝い!』。
自分:「・・・? この間、誕生祝もらったやん・・・」
家内:「・・・? 私の誕生日は、まだまだ先やのに・・・」
娘:『私の誕生日!』
自分・家内:「?????」
娘:『私を生んでくれてありがとうの感謝の気持ち!』
自分も家内も、その言葉に唖然とするばかりだった。まさか、娘からそんなことを言われるとは・・・
母親に言う言葉ならわからないでもないが、自分にまで・・・
自分は感謝されるようなことをした覚えがない。世間並みかそれ以下の父親でしかなかったはず・・・気恥ずかしくなってきた。
時間が経つにつれ胸がジーンと熱くなってきた。
・・・・・
「もったいなくて使えない」ので、ご仏壇に供えておくことにした。
すばらしい娘に育ってくれてありがとう!
そういう言葉しか浮かんでこない。