紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

早生みかん 不作!

2023年12月09日 | 我が家の食&漬物作り

近所の農家から、『早生みかん 終わりや。コマ(出荷規格外のミニサイズのみかん) コンテナ1杯しかないけど どう?』と電話がかかってきた。

早速、軽トラでもらいに行ってきた。

農家:『ウチ 早生みかん(品種は「宮川早生」) 少なかった。JA共撰でも少ないと言うてた』

自分:「これから中生(なかて)・晩生(おくて)、採らなあかんのやろ?」

農家:『ウチ 中生はチョットしかないし、晩生はない。早生終わったら、やれやれや』

自分:「ホッとやなあ・・・」

 

・・・早生みかん 不作・・・

そう言えば栽培面積が「早生みかん」より少ない「極早生みかん」は、数軒の農家からコンテナで数えきれないほど何杯ももらった。アチコチにもたくさん配れたし、倉庫に残っていた分は数日前にやっと食べ終わったほど。

なのに我が地区で栽培面積が最も多い早生みかんは、今のところコンテナ4杯しかもらっていない。今後、他の農家から貰えるのかどうかもわからない・・・

 

・・・大玉みかん:背に腹は代えられない?・・・

子どもや親戚から、『みかん、まだある?』の声がチョクチョク。『ないよりはまし』かもと、出荷規格外で加工用となる早生の「大玉みかん」をコンテナ2杯もらってきた。手前のコンテナは「コマ(ミニサイズのみかん)」

大玉みかん、コマがなくならない限り、自分は食べようとは思わない。

袋ごと食べるにはチョット・・・ 

八朔のように袋を剥いて食べるのは面倒だし・・・。

絞ってジュースにすればいいかも・・・

立派なので、お供えとか飾ったりするにはいいかも・・・

 

・・・(参考1) 有田みかん・・・

和歌山は温州みかん生産量が全国1位。その主産地は有田市・有田郡。「有田みかん」は商標登録名で権利者は「JAありだ」。県内他地区のみかんは、「有田みかん」と表示された段ボール箱を使用できない。

・・・・・

温州みかんは、収穫時期によって大きく4つに分類される。作られている品種は地域によっても違うし農家によっても違う。

  • 極早生(ごくわせ)・・・品種名:ゆら早生 日南 など
  • 早生(わせ)・・・品種名:宮川早生(みやがわわせ) など
  • 中生(なかて)
  • 晩生(おくて)

我が地区では、極早生だけは味の違いから品種名で言ったりすることが多いが、早生・中生・晩生は品種名で呼ぶことは稀。

・・・(参考2) ゆら早生みかんとは・・・

早生みかんの「宮川早生」の木に高糖度のみかんが実った枝を県内の由良町の農家が発見し、その枝を接木で増やし、平成7年に「ゆら早生」として品種登録された。「宮川早生」と「ゆら早生」は親子関係にある。