気象庁が発表する気温は日陰で測定した温度。畑で直射日光を浴びる温度は、一刻よりはましになったとはいえ猛暑続き。
そんな猛暑の中、白菜の種まきを2日がかりで終えた。
1日目
- 乾ききって固くなった土を管理機で整地した。もともとミカン畑だったので土質は固かった。有機石灰や化成を混ぜ込みながら3回耕し、何とか野菜栽培できるように整地した。
- 管理機のアタッチメントや鋤簾を使って、1畝2列の2畝を作った。
- カボチャの雑草防止マルチを再利用し、2畝にかぶせピンで止めた。
- 昔、親爺の時代に手作業で田植えした時に使っていた等間隔に目印のついたロープを利用し、約45cm間隔で植穴をあけた。
炎天下、体が悲鳴を上げ始めたので作業を切り上げた。シャワーを浴びエアコンの効いた涼しい部屋に寝転んだが、熱中症のような症状がしばらく続いた。家内が氷枕で冷やしてくれたのが効いたのか、快方に向かった。
2日目:家内に助っ人を頼んだ
- 前日から水につけてあった「白菜の種」を水切りした。
- 約130か所の植穴に、種まき用の土をミニスコップ半分ぐらいを入れて回った。
- 種まき用の土がフワフワなので、植穴に散水して落ち着かせた。
- 植穴に細い棒で3か所穴を開け、1粒ずつ種を入れ土をかぶせた。
- 種をまいた植穴に散水した。
- 防虫ネットを張った。
炎天下の作業を終わった時、家内も自分も息絶え絶えだった。腰も痛くて真っすぐに伸びなかった。
終わった。明日からしばらくは朝晩の散水が欠かせない。
・・・ゴッドハンド・・・
シャワーを浴びた後、家内に背中から腰へかけてマッサージをしてもらった。やっと腰がシャンと真っすぐ伸びるようになった。いつも家内に言っている。『その手は、ゴッドハンドや!』と。
近隣に腰の曲がったご老人が何人もいるが、いずれも野菜作りを熱心にしている人ばかり。多分、作業をして腰が曲がって伸びづらくなったのを放置し、そういう日々を繰り返した結果、骨まで曲がってしまったのだと思う。腰の曲がったご老人をみかけるたび、頑張って仕事をしてきたに違いないと思ってしまう。
我が家には『ゴッドハンド』がいるので、自分の腰が曲がることはない。