紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

日本最古の甘柿:禅寺丸

2020年11月07日 | 家庭園芸&直売所

甘柿として日本最古ともいわれる禅寺丸は、正確には不完全甘柿に分類される。

・・・不完全甘柿・・・

不完全甘柿なので、「種ができて茶色いゴマがたくさん入れば甘柿」、「種がなくゴマが入らなければタンニンが水溶性のまま残り渋柿」となる。

切ってみなければ、甘いのか渋いのかがわからない。

 

・・・丁半バクチは嫌い・・・

甘柿の時は、物凄く甘い。でも切ってみて渋柿だったことが何回もある。

食べようと思っても、その都度、丁半バクチの勝負をしなきゃならないので、そのうち食べる気がしなくなった。

干し柿にすれば問題はないが、我が家では需要がない。脱渋するのも面倒だし。

今は、野鳥に食べてもらっている。

 

・・・引退近し・・・

もともと、この禅寺丸は富有柿がたくさん実をつけるようにと、受粉樹として植えたもの。

食べるつもりで植えた柿ではなかったので、柿に不満はない。

ただ2本の富有柿が大きく成長し、大秋柿も成長しつつある今、受粉樹としての役割は必要ないかもと感じ始めている。

この鈴なり、最後の見納めになるかもと、持っていたスマホに記録した。

摘雷も摘果もしていないので鈴なり・・・



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