甘柿として日本最古ともいわれる禅寺丸は、正確には不完全甘柿に分類される。
・・・不完全甘柿・・・
不完全甘柿なので、「種ができて茶色いゴマがたくさん入れば甘柿」、「種がなくゴマが入らなければタンニンが水溶性のまま残り渋柿」となる。
切ってみなければ、甘いのか渋いのかがわからない。
・・・丁半バクチは嫌い・・・
甘柿の時は、物凄く甘い。でも切ってみて渋柿だったことが何回もある。
食べようと思っても、その都度、丁半バクチの勝負をしなきゃならないので、そのうち食べる気がしなくなった。
干し柿にすれば問題はないが、我が家では需要がない。脱渋するのも面倒だし。
今は、野鳥に食べてもらっている。
・・・引退近し・・・
もともと、この禅寺丸は富有柿がたくさん実をつけるようにと、受粉樹として植えたもの。
食べるつもりで植えた柿ではなかったので、柿に不満はない。
ただ2本の富有柿が大きく成長し、大秋柿も成長しつつある今、受粉樹としての役割は必要ないかもと感じ始めている。
この鈴なり、最後の見納めになるかもと、持っていたスマホに記録した。
摘雷も摘果もしていないので鈴なり・・・