紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

甘え上手な孫! かなわんけど「嬉しい」

2020年09月10日 | 田舎暮らし&家族

夕食後のひとときは、座椅子に座って録画してあるテレビ番組を見ることが多い。

そんな頃、ほぼ毎晩のように保育所・年長の孫が大概は一人でやってくる。夕食をすましてから来るときもあれば、お風呂上がりに来る時もある。

入ってくると、彼女の行動パターンは決まっている。空いている座椅子には座らない。

必ず、自分の膝の上に座りに来る。

その時、「隣、空いてるのに」「エーイ モー・・・」と嫌々の言葉を言いながらも、内心では嬉しくて仕方がないので、座りやすいように脚を揃えたりと協力する。

座った途端、彼女の次の行動も決まっている。

テレビのリモコンを手にし、自分が見ていた録画を止め「YouTube」に切り替える。続いて、リモコン操作で大概は「かんあき」を検索し、とめどもない動画閲覧が始まる。

膝の上に座られ身動きができないまま、みたくもないYouTubeにお付き合いするのはかなわんので、「YouTube、見るの2つやで!」と言いながら、そっと孫を膝から降ろす。

やむなく、別室の古いテレビのスイッチを入れたり、パソコンルームへと向かう。

YouTubeを見終わった孫は、「おじいちゃん、暗いから送って!」と部屋まで呼びに来る。

来る時は暗くても自分一人でやって来る。だから、帰るのも一人で帰れるはず。なのに、声がかかる。

「来るときは一人で来たのに」「モー・・・」と嫌々の言葉を言いながらも、内心では甘えてくれている嬉しさをかみしめつつ、手をつなぎ隣の家の玄関まで送っていく。

「甘え上手な孫」のお陰で、ほぼ毎日、ホッコリ気分に浸らせてもらっている。至福のひとときを過ごさせてもらっている・・・

 


心配りのイチジク & 賄いコックの定番料理

2020年09月09日 | 我が家の食&漬物作り

ご近所さんが「イチジク」を持ってきてくれた。

ご近所さんとの農産物交流は、コンテナに入れたりビニール袋に入れたりで受け渡しすることが多い。

このご近所さんは違う。段ボール箱に綺麗に並べただけでなく、イチジクの葉で覆っていた。

花もチョクチョク持ってきてくれる。畑で切ってきたばかりの花なのに、キチッと新聞紙で包まれていたりする。その心配りが心地いい。感心する。

我が家とは大違い! 見習わなきゃとは思っているが・・・

傷まないうちにと、早速、家内がジャムにした。甘さ控えめで・・・

・・・まかないコックの定番料理・・・

1.まかないコックの定番:いつもの朝食づくり

2.まかないコックの定番:「鶏肉のからあげ」の作り方

①皮を切り離し、適当な大きさに切り、塩コショウし、片栗粉をつけ、フライパンで両面をカリッと焼く。油が飛ぶのでフタ忘れずに・・・家内の大好物

②適当な大きさに切り、酒・みりん・醤油・チューブ生姜・砂糖(入れたり入れなかったりはその時の気分)・マヨネーズを混ぜたボールに入れ、冷蔵庫で2時間寝かす。

味が浸み込んだら、取り出し、片栗粉をつけて、油で揚げる。

外がカリッ、中がジューシーに仕上がる。冷めても柔らかい。

2.まかないコックの定番:手巻き寿司

食欲のないときでも、寿司飯だと食べられる。具は、冷蔵庫にあるものを使う。

 


非接触体温計 買ってみた

2020年09月07日 | 田舎暮らし&家族

先日、薬がなくなったので病院に行った。受付で「おでこ」に向けて「ポチッ」と体温測定をし、「結構です」と。

結構ですとは言ってくれたが、何度かは言ってくれなかったので受付嬢に聞いた。「36.8度です」と。一瞬、「便利やなあ」と思った。

・・・あんな体温計 エエなあ・・・

帰ってきてから思い出した。病院で測定された時、「便利やなあ」と感じたことを。

非接触型の体温計はテレビでよくみる光景だったが、今までは何とも思わなかったのに・・・

脇の下にはさむ体温計は測定が終了すると、小さなブザーが鳴る。耳をすましておかないと聞き逃す。

聞き逃したかどうかがわからない時は、何分後かに測り直す。そんなことがチョクチョクあって体温測定は苦手という意識がある。

昔、耳の検査で「高周波の音域」が聞き取りにくいことがわかったが、治療するほどではなかった。そのせいだと思っている。

そんな事情もあって、この体温計に魅力を感じた。

・・・値段が手の届く範囲かどうか ネットで調べた・・・

欲しいけど、何万円もすれば買うのは無理と思いつつネットで調べた。

いろんな種類があった。いずれも中国製だった。精度は「+-0.2度」と書かれていたが信頼度はわからない。値段もピンキリだった。

従来の体温計とでは測り方も測る場所も違う。この類の体温計は、医療器具ではないから「オモチャ」みたいなものか・・・

「オモチャ」やったら高いのはいらん。説明と値段を見比べ、「エイヤッ」と送料込みで2千円チョットのに決めた。

・・・使ってみると・・・

玄関においた。出入りするときに遊び半分で「ポチッ」と測定するようになった。外出時や帰宅時、家内も使うようになった。孫も出入りする時、遊び半分で使うようになった。

以来、誰もが自分の体温に関心を持つようになった。

ご近所さんや知人が家に上がるときは、「ポチッ」とさせてもらっている。みんな、「ポチッ」が当たり前だと思ってくれている。

必ず聞かれるのは「これ、なんぼしたん?」 「ウン、2千円チョットや。オモチャみたいなもんやけど」と誇らしげに答える。

ポチッとボタンを押すと、すぐに結果が表示される。37.3度までは液晶画面はグリーン、37.4度から38度未満はオレンジ、38度以上はレッドになりブザーもなる。

ホンマにレッドになるのか試してみた。外に出て車のボンネットをポチッとしてみたら、ブザーが鳴りレッド画面が出て「39.2度」と表示された。なかなかやんか!

体の測る箇所を変えたら、どれほど温度が違うのか。同じ個所を何度も測ったら同じ温度になるのかを調べてみた。

①おでこ:1回目36.5、2回目36.5 3回目36.4

②手の平:1回目36.6、2回目36.6 3回目36.6

③手の甲:1回目36.1、2回目36.1 3回目36.1

④足首:1回目36.1、2回目36.1 3回目36.3

「おでこ」と「足首」、同じ個所なのに温度差があった?

測る場所が「おでこ」や「足首」の場合、赤外線センサーをピンポイントで同じ個所にあてたのかどうかが微妙なので誤差は納得できた。

「おでこ」と「手の平」、「手の甲」と「足首」がそれぞれ似たような体温だった。そうなんや・・・フーン・・・

この機器は「人体温度測定」だけでなく、モード切替すれば「表面温度測定」もできる。

水の温度・ミルクの温度・スープの温度なども非接触で測定できるので、案外、活躍の場が拡がるかもかも知れない。

・・・案外、楽しい「オモチャ」かも・・・

精度がわからないので、「オモチャ」のつもりで買った機器だったが・・・

今までの体温計と違って、「ポチッ」とボタンを押せば、すぐに結果がわかる。

いつも玄関先に置いているので、出入りの時に気づき、遊び気分で「ポチッ」と測る。

ついつい、「今日の体温は?」と小まめに「ポチッ」としてしまう。

おかげで、自分も家内も日々の自分の体温に関心を持つようになってきた。

さらに料理の温度を測ることもできるとなれば、コロナが終わっても、我が家では重宝がられるかも知れない。

送料込み「2,250円」。オモチャ覚悟だったが、思ってた以上に good! みたい。

 


新型コロナに負けないぞ! 頑張ろうメッセージを添えて・・・

2020年09月06日 | 青春クラブ・自治会・お寺

地区の青春クラブでは、今年の2月24日以降、新型コロナ感染防止のため活動を休止している。

新型コロナウイルス感染が収束し、会員および会員家族の不安が一掃される時期まで活動は再開しないことにしているので、今年度中の再開は難しいと思っている。

そうした状況にあって、今年度も半期が経過しようとしているものの、全ての活動をストップしているので、会員全員が元気かどうかさえもわからない。

そこで、クラブの事務局兼会計という世話役の立場上、何らかのアクションをすべきと考えた。

会長・副会長・他の事務局員と相談し、「皆で訪問し、いろんな話をしたいところだが、このご時勢、会長と自分の二人で全会員宅を巡回することになった」。

先日からその段取りをすすめてきた。

会員宅へ持参する文書を作った。タイトルは、「新型コロナに負けないぞ!」とした。 

文書内に「頑張ろうメッセージ」を載せようと、会長・副会長・事務局、1人1人に考えてもらい提出してもらった。

会長からは電話で3個のメッセージを預かった。副会長の女性2人は集まって相談したらしく、合作で3個を持ってきてくれた。事務局3人は我が家に集まり、5個のメッセージを作った。全部で11個の「頑張ろうメッセージ」ができた。

自分は5・7・5ではないが川柳っぽく3個作った。1つはオーソドックスに「負けないぞ みんなの気迫で コロナも逃げる!」。2つめはジョークで「延期している渦潮バスツアー 早く行かなきゃ 足腰アカン・ボケ始まる!」など。

持参する記念品についてもアレコレ相談した。2人の副会長から「マスク」がいいと連絡がきた。あっけなく決まった。

マスクを調達しようとネットで調べた。日本製・日本企画の中国製・中国製の3パターンについて、製品の特長や価格・送料を調べた。

ただ、何十人もの会員に配るものだけに手違いは許されないし、万一の場合は自分で賠償責任を負わなきゃならない。ネットにはそういう不安感があった。

他の事務局員が言ってくれた。「ドラッグストアとホームセンターに手分けして電話で聞こう」と。

店によっては、お1人様1箱限定とか在庫がないとかもあったが、幸い、或るドラッグストアに中国製なら在庫があるとわかった。必要数がなくなると困るので、すぐに買いに走った。

持参する文書には、『今般、長引く新型コロナで疲弊しているであろう会員の元気づけになればと、会長・副会長・事務局からの「頑張ろうメッセージ」を添えて「マスク」を配らせて頂くことにしました』と記載した。

今回、変わった企画をしたので、慌ただしい日々だった。昨日も朝から、会長と電話で段取りを相談した。

電話の向こうから、何やらアナウンスが聞こえてきた。「今、どこ?」「紀三井寺球場や。秋の大会や」電話で話してもかまへんの?」・・・しばし高校野球談議した・・・

会長は多忙。平日は町議会、休日には野球場・・・総監督やから行かなあかんやろし・・・ご苦労様です・・・

やっと段取りもほぼ終わり、ホッとしている。会員に喜んでもらって当たり前なのが事務局。ただコロナ禍では、次の企画がなかなか浮かんでこない・・・

・・・・・・・

今は、過去最大級と言われる台風10号が気にかかる・・・離れているとは言っても目が離せない・・・

何十年に一度の豪雨がアチコチで降ったり、過去最大級の台風が出現したりと、近年、最悪の事態を覚悟しとかなアカンことが増えてきた気がする・・・

コロナといい異常気象といい、現代人に天罰が下されている気がしないでもない・・・なんぞ、地球に悪さをしていないのか、世界中の1人1人が胸に手を当てて考えてみなきゃ・・・

 


超スーパー高齢社会(仮称):健康寿命が焦点

2020年09月03日 | 青春クラブ・自治会・お寺

たまたま、頼まれ、高齢化の実態を調べる機会があった。

日本の65歳以上の高齢者人口の割合は27.6%と世界一。その中で、和歌山県は全国9位の31.9%で我が町は31.6%。

ちなみに、高齢者割合が最も高いのは秋田県で35.8%、低いのが沖縄県で21.3%。(以上、平成31年1月1日現在:総務省調べ)

また、2045年推計では、全国の高齢化率は36.8%、和歌山県は39.8%、我が町は37.6%と高齢化率が上昇する。

・・・ヘェー そうなんや!・・・

2045年、本県は4割近くの人が高齢者? ヘェー 年寄りだらけになるやんか・・・

昔、沖縄は長寿の人が多いイメージがあったのに・・・食生活が変わったんやろか・・・

言葉の使い分け知らんかった。高齢化率が7%を超えた1970年からが「高齢化社会」、14%を超えた1994年からは「高齢社会」、21%を超えた2007年からは「超高齢社会」と言うそうな・・・

フーン 7%刻みで言い方が変わるんや・・・

ほな、28%を超えたらどう言うんやろ? 「超スーパー高齢社会?」とでも言うんやろか・・・我が町、28%どころか、31.6%なんですが・・・

また、日本の平均寿命は世界のトップレベルにあり、人生100年時代を見据えた政策の検討も始まっている。ますます健康寿命の重要性が増している。

 

・・・超スーパー高齢社会(仮称):健康寿命を延ばすには・・・

自分で「生きがい」をみつけ、1人でも元気に生きていける高齢者もいるが、そう多くはない。

田舎で高齢者の健康寿命を延ばすには、地方自治体と老人クラブがスクラム組んで受け皿づくりをすることが、高齢者にとっても地方自治体にとっても合理的で効率的で経済的なはず。

自分はそう思っている。

でも、両者ともにスクラムの必要性を感じているのかどうか、今までの考え方や体質を刷新することができるのかどうか・・・

どこかで、掘り下げた議論が始まればいいのだが・・・

健康寿命と平均寿命をいかに近づけるか、田舎で清貧に暮らす老人にとっては、同志とできることから受け皿作りに取り組むしかない・・・

 


早朝の農薬散布 気分は上々!

2020年09月01日 | 家庭園芸&直売所

昨日の夕方、落葉果樹の横を通った時、葉の一部が害虫にかじられた跡があるのを発見した。

お盆前に動噴で散布した薬剤効果が失せてくる頃だし、ぼつぼつ「毛虫類」が出てきたのかも・・・ 

早い目に薬剤散布しとかんと、ギッシリと毛虫が湧いてきたら大変や・・・でも、明日も暑いしなあ・・・よし、早朝から薬剤散布するか・・・

昨夜、寝床に入った時、ふと、そんなことが頭に浮かんできた。

・・・・・

今朝、5時半過ぎから薬剤散布の準備にとりかかった。

梅3本・柿3本・桃・梨の落葉果樹散布だけなので、動噴ではなく、5Lの電池式簡易噴霧器を使うことにした。

準備した器材

フード付きのカッパも出した。

しばらくしてから、お盆前に薬剤散布した時のことを思い出した。カッパを着て散布し始めてすぐ、汗ダクダクのサウナ状態で熱中症みたいにフラフラになり、あわてて脱ぎ捨てたことを。準備したが着ないことにした。

飛散する薬剤を吸い込んだり鼻や口に付着したりしないようにと、マスクと眼鏡は着けた。途中、水分・塩分を補給するためアクエリアス1本を準備した。

散布してる時、大梅と小梅の各1カ所に3センチほどの毛虫を数匹、大秋柿に綺麗な緑色の「イラガ」の幼虫数匹を発見した。散布して良かったー

薬剤散布で地面に落ちた「イラガ」の子ども?

朝6時ごろだった。近所のミカン農家が「摘果」に出かけようとして散布中の自分に気づき、「えらい、朝、早いのう!」と称賛する言葉をかけてきた。気分は上々だった。

5Lで6回散布した。途中、2回休憩したが、7時には終了した。シャワーで汗を流した後は、「今日の仕事は終わった」と、終日、大手を振ってくつろいだ。