故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

あと少しがいつも遠い

2014-12-06 04:01:36 | プロジェクトエンジニアー
 旨いんじゃけん、食べてみんさい

ストーリーが見えてきました。

最初は、くそまじめにありのままを分析します。
ある傾向が、見えてきたら切れ端を整えていきます。
輪郭がおぼろげながら見えてきます。
あとから気づくことですが、これがほんの入り口です。

さらに肉付けをし、色付けをします。
ああでもない、こうでもないと試行錯誤です。
どちらに振らしても、大変な結果となりそうです。
やはりこれしかないかと独り言です。

新しいプロジェクトも始まったばかりです。
しかし、一か月後には結果を出さなければなりません。
こうすれば儲かりまっせと。
誰をもうならせる提案をこさえなければなりません。

思ってみれば、因果な商売です。
常に人の懐を肥えさせる話ばかりを考えています。
まだ一か月あると計算するか、あと一か月しかないと観念するか。

遠い未来ばかりを作り続ける仕事です。
あと少しのように見えてからが、遠いのです。
思いやられるばかりです。ここからが力技になります。
掘って、起こして、ぱさぱさにしてなにも加えずに、
ふかふかの地面にしたばかりです。

環境にあった無理のない庭を造り、
後になってああこう言うことだったのかという仕事をしたいと思います。

(ある庭師の独り言)

2014年12月5日
コメント
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