故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

何があっても驚かない

2015-07-04 05:08:39 | プロジェクトエンジニアー
今年のできはいかがでしょう

  
身体が冷たいと疲れが増します。

現場から職人が去る。請負仕事は手待ちがネックです。
仕事に入る前の準備不足が招いた結果でした。
なんとか修復できました。

設計ミスが発見される。対処の最善策を実施し、設計変更をする。
自分を責める。

大丈夫だと思っていたところが、ほころび始める。
若い設計者が、逃げの姿勢を見せるのを首根っこを押さえてやらせてきた。
何ともならないと判断し、上の人に再検討をお願いする。
また、がっくりくる。

今後の身の振り方を考える。
この仕事が終わったらどうしようかと。
これまでのようには出来ないと感じ始めているのです。

身体の疲れに、精神的な疲れが重なり身体のあちこちが冷たくなってくる。
コリとなって、澱となって沈んでいく。

妻に揉んでもらう。なんとか血液が流れ始める。
常に、お前はこの程度かと自問自答する日々です。

「何があっても驚かない」が今日のタイトルです。
ハードルはいつも高いのです。
なんとか乗り越えてきたから今があるのです。
昨日を悔やんでも何も良いことはないのです。
明日を心配しても仕方がないのです。
やはり、今日を懸命に生きるしか道はありません。
今だけは、この瞬間だけは責任が取れる。

何かが起こっても、すでに準備はしているのです。
せっぱ詰ることはありません。
予想外のことが起きたからとて同じです。
だからどうしたと思いなおしています。
何とかなるのです。
気付いた自分が動かなければ、何ともなりません。
ここがしんどいのです。

必ず起こる前に前兆があります。
これを見逃さないのです。
それは、現場にあります。
自分の目で確かめ、必ず自分で判断し見極めます。
危ないと感じたことのうちいくつかは後に問題となります。
すでに心の準備は出来ているので、驚きません。

話すことです。
動くことです。
机の前には現れてくれません。
職人は、優秀な監督です。彼らは常に気づいています。
これを拾わなければなりません。
それも自分の足と頭ですることです。

それをしない人に腹が立つこともありません。
出来ないのも仕方がないのです。結果は必ず出てきます。
現場は甘くないのです。

ひまわりは 一日かけて 首をふる

2015年7月4日

コメント
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