
身体が冷たいと疲れが増します。
現場から職人が去る。請負仕事は手待ちがネックです。
仕事に入る前の準備不足が招いた結果でした。
なんとか修復できました。
設計ミスが発見される。対処の最善策を実施し、設計変更をする。
自分を責める。
大丈夫だと思っていたところが、ほころび始める。
若い設計者が、逃げの姿勢を見せるのを首根っこを押さえてやらせてきた。
何ともならないと判断し、上の人に再検討をお願いする。
また、がっくりくる。
今後の身の振り方を考える。
この仕事が終わったらどうしようかと。
これまでのようには出来ないと感じ始めているのです。
身体の疲れに、精神的な疲れが重なり身体のあちこちが冷たくなってくる。
コリとなって、澱となって沈んでいく。
妻に揉んでもらう。なんとか血液が流れ始める。
常に、お前はこの程度かと自問自答する日々です。
「何があっても驚かない」が今日のタイトルです。
ハードルはいつも高いのです。
なんとか乗り越えてきたから今があるのです。
昨日を悔やんでも何も良いことはないのです。
明日を心配しても仕方がないのです。
やはり、今日を懸命に生きるしか道はありません。
今だけは、この瞬間だけは責任が取れる。
何かが起こっても、すでに準備はしているのです。
せっぱ詰ることはありません。
予想外のことが起きたからとて同じです。
だからどうしたと思いなおしています。
何とかなるのです。
気付いた自分が動かなければ、何ともなりません。
ここがしんどいのです。
必ず起こる前に前兆があります。
これを見逃さないのです。
それは、現場にあります。
自分の目で確かめ、必ず自分で判断し見極めます。
危ないと感じたことのうちいくつかは後に問題となります。
すでに心の準備は出来ているので、驚きません。
話すことです。
動くことです。
机の前には現れてくれません。
職人は、優秀な監督です。彼らは常に気づいています。
これを拾わなければなりません。
それも自分の足と頭ですることです。
それをしない人に腹が立つこともありません。
出来ないのも仕方がないのです。結果は必ず出てきます。
現場は甘くないのです。
ひまわりは 一日かけて 首をふる
2015年7月4日