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友達とタイトルをつけました。
友達が少ないと感じたのか、
そんなことはない。
この子には、積極性がありました。
引き続き頑張れ。
今日のタイトルは、「踏襲」です。
前人のあとをそのまま受け継ぐこと。(広辞苑より)
おそらく、プロフェッショナル「彩色復元師・荒木かおり」を視た影響で、
「踏襲」という言葉をイメージしたんだと思います。
いま、悩んでいることがあります。
「地域活性化」として、何か話してほしいとのことでした。
この地域でよく聞く言葉で、心に引っかかるものがあります。
「ここでは、こうなんよ」
「なぜか、昔からこうしている」
きっと、他の地域へ行けばそこでも同じ言葉に出会うことでしょう。
荒木かおりさんは、復元する時作品の時代背景や作者の心を読もうとされます。
地域おこしの一部がこれなんじゃないかと推測しました。
荒木さんの仕事ぶりに感銘したから、こじつけのように考えたのかもしれません。
それでも良いと思います。荒木さんほど「ピーン」とは来ませんが。
悩んでいることが、ひと言で解決することがあります。
プロジェクトの時のコンセプトです。
今、昔のカフェを借りて新たに再開しようとしています。
中の調度品や外観に想いが詰まっています。
出来るだけ前人が醸し出そうとした雰囲気を活かそうと思います。
地域の活性化とは、地域の皆さんのイメージの中では、
元のような街並みであり暮らしかもしれません。
私は、今は街並みを復元することは出来ません。
人のこころは復元できるかもしれない。
「ここでは、こうなんよ」
この言葉に寄り添うことで、何か見えてくるんじゃないかと感じました。
最初聞いたときは、なんか鼻につく感じでした。
いやいや、ここの人も「なぜか、昔からこうしてる」なんです。
きっと、それが心地よくて受け継がれてきたのではないでしょうか。
味であり、生き方です。つまり知恵です。
盆祭りや奉納相撲の時の生き生きとした動き(奉仕)の説明がつかなかった。
何か俺にもやらせてくれという、やって当然の雰囲気です。
染みついている。皆と何かをやることが楽しくて仕方がない。
だから、歴史や地理や暮らしを学ばなければならない。
他で成功したことが、ここでは成功になるとは限らない理由です。
独りよがりです。
荒木さんは、「学ぶことは続けること」とお父さん(復元師)から教わったそうです。
私も発展途上です。
仕事は奥が深くて楽しくて仕方がないことと思えるようになりました。
難ごとも いつか芽が出て 花が咲く
2017年2月4日