故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

生かされている

2017-02-10 05:54:17 | よもやま話

「残念と思うなかれ」というタイトルです。
おとなしめの女の子に見えました。
目にかかった髪の毛をそのまま描きました。
妻から、抗議をもらいました。
「髪の毛を描かなくてもよかったのに」
せっかくの可愛い顔を、前髪を垂らして隠していると私は思いました。
話してみると、とても心根の優しい人でした。
私たちの年代は、どのように接したら良いのかうろうろするばかりです。


カフェの契約を交わしてから俄然忙しくなりました。
あれもしたい、これもやっておきたいが後回しになりました。
結果、短日の間に片付けることになってしまいました。
一つずつ、一人の相手にじっくりと腰を据えて対処したいところです。

ままよ。

まんまのカフェを片付け始めて一週間が経ちました。
入口の除雪から始めました。
剥がすようにごみを集めます。
必要な物。
不要なもの。
今は決められないもの。
に分類します。それを次から次に外に運び出します。
合間に、大工さん、設備屋さん、機械業者さん、電気屋さん、
情報や(インターネット、有線放送)さんと打ち合わせをします。
予算を決めて、工事を進めます。
その間に、娘の結婚式の打ち合わせ、地域活動のシナリオ書きをします。

先輩からポリープ(がんの子供)の除去をすると知らされました。
「お前飼っているんじゃないか」と医者から言われ、
毎年のように発見され取っておられます。
そのたびに保険が降りるのを、先輩は自虐的に喜んでおられました。
毎年となると、少々心配です。
でも見つかった。生きるチャンスがまた伸びた訳です。
喜ぶしかありません。

「生かされている」
忙しくできるのも、生かされてるからこそ。
忙しくできるのも、役に立てそうだからです。
仕方がありません。文句が言える訳でもありません。
自分が選んだ道ですから。

良い子の優等生的な書き方になってしまいました。
真っ白な雪を、夕方に寄せました。明日の朝が怖いからです。

こんな状態を喜ぶには、鉄の心臓が必要です。
生身故、弱音も出ます。

地域に来て、約一年が過ぎようとしています。
段々と広がる世界です。
もう止まらない。
収束できない位、広げてやろうと考えています。
そして、できることを淡々とするだけです。

私には、心強い味方がいます。
そして、一番うるさい人です。
妻です。
二人で、這いずり回るように掃除をしています。

「朝焼けの詩」の仲代達也のセリフ、
「ルーブル美術館で見たものと同じくらい素晴らしい。」を思い出しました。
カフェで使われていた、設備も調度品もすべて一流です。
これを何とか生かしたい。開いた主の想いをつなぎたい。

生かされているからこそ、できることでしょう。

一箸を 口に運びて もぐもぐと

2017年2月10日
コメント
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