
タイトルは、「じゃがいも行進」です。
妻の描いた絵です。出来が良いので、皆さんに披露します。
今日のタイトルは、「じゃが芋」です。
仕事を休めない。しかし、やりたい。
一緒に回った友人は、これから仕事です。
友人が休みの日は、逆に私たちが仕事です。
昼間にやるゴルフのほうが、スコア的にはよいのです。
これから、畑の仕事ができます。
らっきょとにんにくを取り入れ、採り入れ後の畑に肥料を入れて耕します。
梅雨の合間の畑仕事です。今年は、冷夏なのか稲の生育が進みません。
草だけは、元気です。
13時には畑仕事をやめて、テレビで映画を観ることにしていました。
じゃあ、それまで頑張るかと始めた畑仕事です。
妻が、らっきょとにんにくを採っています。
早朝ゴルフで疲れてひと眠りした私は、遅れて畑に行きました。
じゃがいもの茎が枯れたから、掘り出してよと新たな仕事をいただきました。
よくできている。1Kgの種芋から10㎏の新たな芋が獲れます。
まずは、じゃがいもの畝の周りの草取りからです。
茎を抜く前に、茎の近くまで鍬でほっておく。
じゃが芋は10cmくらいの深さまでにほとんどの新芋をつけている。
芋を手で取り、隠れている芋は、土と一緒に掘りおこしてやる。
今年は、割れている芋が少ない。コンポストが効いている。
ミミズが多くなっている。きれいな新じゃがが獲れた。
らっきょとにんにくを収穫し空いた土地に、
石灰、発酵済み鶏糞とミネグリーン(海化石)を撒き耕運機で耕した。
強い草の根が残っている時はロータリーを逆転させ、
ある程度柔らかくなったら正転させ、ふかふかにしていく。
やればやるほど、畑は応えてくれる。
映画は止めて、耕運機で畑中の草取りをすることにしました。
これが趣味だからできるのか。仕事にしたとしても、きっと一生懸命やるだろう。
2時間ほど、畑中の草をかき回して、地中に埋めた。
草は土中の養分を吸い上げ、日光の光合成を利用し成長する。
その草を土中に返すことで地味豊かな土にし、さらにふかふかにして、力になってくれることだろう。
じゃが芋の畝は、まだ7つも残っている。
一つの畝で、15-20㎏は収穫できる。
つまり、100㎏近くの収穫になる。
美味しそうな新じゃが芋でカレーを作ってくれた。
甘くて、ほくほくである。
3年前は、雑草と篠竹で覆われていた土地である。
当初は、根物(じゃが芋、里芋、さつまいも)しか収穫できなかった。
30種ちかく植えた葉物は、すべて不作に終わった。
コンポストを入れ続け、みみずを増やした。
草刈り機には混合油、耕運機にはガソリンが必要である。
最寄りのスタンドに買いに行った。いつでも、存分に働かせるためである。
カフェで使ってと、売れ残ったのであろうか鉢植えの花をたくさんいただいた。
カフェの前の花が枯れていたのが、スタンドの奥さんの目に留まったのだろう。
「じゃが芋」というタイトルで、こんなに話を膨らませている。
ドイツでは、2000種類のじゃが芋を栽培していると、同僚であった博士から聞いた。
料理に合わせて使い分けているのだろう。じゃが芋は、今でも主食の一つである。
新婚時代に借りた札幌の畑でもよく採れた。
訪ねてきた友人と、採れたてのじゃが芋を蒸かしバターを塗っていただいた。
じゃが芋みたいな私達である。
新しい土地になじめず、隠れるように過ごしてきた。
じゃが芋は、わずかながらできた友達のようなもの。
農業は土づくりである。
強くて優しい土は、滋養を含み多くの酸素を取り入れ柔軟なのである。
結果として、虫や鳥の力を借りて害虫から作物を守ってくれる土になるのである。
まだまだ続く、土物語である。
土臭い じゃが芋蒸かし あなたにも
2019年7月10日