
可愛い「孫娘」です。
お盆まで描いてね。と頼まれました。
キュートな唇です。
今日のタイトルは、「お盆」です。
東京にいるときは、新盆でした。
なすやきゅうりの馬が玄関先に飾ってありました。
送り火です。今日は何の日だっけとなりました。
夏休みになると、従弟たちが広島から島に来ました。
お盆に、おじさんやおばさんが来て一緒に帰りました。
年下の従弟たちのお守は、私の役目でした。
昼寝させるのに、図書館で借りてきた風土記を読み聞かせていました。
食事の準備も自分の役目でした。
広島は都会で、田舎の暮らしに慣れるまで少し時間がかかりました。
おばさんはよく知っていて、佃煮も一緒に持たせてくれました。
佃煮のお茶漬けはよく食べました。
島での遊びは、お茶漬けでは持たないので、段々と我が家の食事も食べるようになりました。
もうすぐお盆です。
孫が来て嬉し、帰って嬉しです。
大企業ほど、お盆休みをずらして社員は休みをとります。
8月初めからお盆まで、どこの行楽地もにぎわいます。
ドイツでは、半強制的に2週間以上の夏休みをとらせます。
ここでは、まだお盆休みに休暇を取って家族が集まります。
カフェも忙しくなるぞと、定休日も開店しました。
さっぱりでした。やはり、家族と一緒に過ごすのでした。
故郷の島では、竹と紙でできた灯篭を持って墓参りをします。
灯篭の中に芋でこさえた台座にろうそくをたてます。迎え火でしょうか。
風の強い年は、これが山火事の原因となりました。
お盆が終わった後、子供たちは、燃え残りのろうそくを集め冬の隠れ家での灯としました。
商店会でお盆祭りを盛り上げる企画を作りました。
毎年やっている子どもたちが絵を描いてくれたペットボトル製の灯篭を道の両側に置きます。
お寺の門に商店会の看板を設置します。
駐車場の白線引きとプラスチック製の花を電柱に取り付けます。
浴衣の貸し出し、地域の懐かしい写真の展示、生ビール販売などなど。
盆踊りを三日間続けているのは珍しい。
一日だけとなり、それも途切れてしまった地域が多くなってきました。
私達は、お盆を外して故郷広島や子供の住む横浜の家に帰ります。
大人の休日俱楽部で買える割安切符(3割引き)が、お盆の時期は買えないからです。
少しだけ、親孝行をし、子どもと過ごします。
子供の頃や働いている時ほど、楽しみではなくなりました。
それでも、お盆と聞けばほっとする。
同窓会の予約もあるかもしれません。
カフェを開けることにしました。
お盆玉 あげたいけれど 孫遠し
2019年7月31日