故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

ファーストネームで呼ぶ

2019-08-17 07:50:32 | よもやま話

お盆まで描いてねと、時々帰省する姉妹から似顔絵を頼まれました。
この娘(妹)は、2週間前に描き上げていました。この絵の娘です。
姉の方は、まだでした。
その子たちが、おばあちゃんと一緒に来店しました。
注文の品を作り終えて、似顔絵にかかりました。
将来は、相当な美人になる。アヒルの子でした。
夢中になって、描きあげました。多分一時間未満でしょう。
似顔絵を渡すとき、姉妹はとても喜びました。
おばあちゃんも喜んでくれました。


山の中腹にある資材置き場から花火を見た。
持ち主は、風流人。景色が抜ける場所に高床式のベランダを作っていた。
電気カンテラで、手元の飲み物食べ物を照らした。
夜陰の向こうに花火が上がる。しばらくして音が届いた。
夕方に雨が降った。温度は下がったし、虫もおとなしくなった。
このあと、お盆祭りに参加しようとしたが、出遅れ感もあり帰宅した。

今日のテーマは、「ファーストネームで呼ぶ」です。
私達は再婚したが、夫婦別姓です。つまり同棲です。
送っていただいた桃の料金を払おうと、果樹農家に行った。
夫婦がそれぞれ縁者に送った。
私の名前で伝票を探す。連れの名前は知らぬから半分しか請求されなかった。
妻の名前の伝票を見つけ、併せて払った。時々、説明しなければならず具合が悪い。

外国へ行くと、家族や同僚をファーストネームで呼ぶ。
ミスターがとれる。親しくなったら、私もファーストネームで呼ばれた。
漢字通りでは、呼びにくいので上2文字に簡略された。それでよい。

この辺りでも、同じ苗字の人が多い。例えば「鈴木」や「佐藤」です。
下の名前(ファーストネーム)で呼んでいる。私も倣う。
同じ名前の場合は、特徴を足して呼ぶ。

何々おばあちゃんと呼ばれたくない。
おばあちゃんが二人いるため、孫の便宜を図りファーストネームのばあちゃんとする。
いやいや、年寄扱いされたくないから、「ファーストネーム」で呼ばせているのです。

これから、夫婦別姓の時代が来る。
子供の時は、ちゃん付けでファーストネームで呼び合っていた。
学校に行くようになってから、姓で呼ばれる。
そうするよう教育している先生でさえ、あまりに多い「鈴木」君とさんゆえ、ファーストネームで呼ぶ。
その方が、お互い分かりやすい。ついでに、多くない姓でもファーストネームで呼ぶようになる。
カフェで同級会をやる。習わしなのか、ファーストネームの連呼である。

私達も、お互いどう呼ぼうかと話し合った。
呼びやすい二文字の名前で呼び合っている。
地域の方に、からかわれる。新婚だからと許してもらっている。
いいんじゃない。

猫ちゃんや犬君は、唯一の名前のファーストネームで呼ばれる。
飼い主が呼ぶと振り返るが、知らぬ人が呼んでも知らぬ顔です。
動物は、自分の名前に反応しないで、声質で判断し応える。

「おい」でも「あんた」でも、人前では具合が悪い。
ちゃんと名前があるのだから、せめてファーストネームで呼びましょう。
夜の帳が降りて、二人だけの時に甘くささやき合ってください。

おしまい。

ねえあんた 上がり下がりで 機嫌よし

2019年8月17日
コメント
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