故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

お盆

2019-08-16 10:25:21 | よもやま話

絵のタイトルは、「もう飲めんけえ」です。
家族が集まり騒ぐのは、年に一度のお祭りさ。


今日のタイトルは、「お盆」です。
夕方に一雨降れば、夜は涼しくなります。
秋がもうすぐそこまで来ている。
この辺りの子どもたちの夏休みは19日まで。
お盆が終われば2学期が始まります。
暑いと言っているうちに、稲の穂も出揃いました。
秋になれば、草刈も落ち着いてくる。

盆踊りを盛り上げようと商店会で催し物をしている。
飲みながら、手伝いをしています。
こんなにいたのかと、若い人たちが集まってきます。
昨年まで、とぐろを巻いていた年寄りたちの姿が見えません。
そろそろ世代交代の雰囲気です。
訪ねてくる親せきと昼間から飲んで、夜は休んでしまうのでしょう。

田舎のお盆では、親せき(親父の兄弟)が訪ねてきた。
酒好きのおじさんと一緒につぶ貝を取り、魚を釣った。
夏休みが始まってずっと島で暮らした従弟たちは、親たちと一緒に帰っていった。

自分が、子どもたちを待つ年齢になった。
再婚を機に家を出た私たちを訪ねてくる子供たちはいない。
子供たちを訪ねなければならないが、遠くてそれもできない。

花火を一緒に見ないかと、地域の方が誘ってくれた。
都会にいる頃は、子供たちを連れて、海岸の松林の中で今か今かと待った。
外人の先輩と、琵琶湖の真っ暗な湖畔に座り遠くに上がる花火を見た。
関内の真上に上がる花火を、子どもを肩にあげて見た。
ランドマーク41階にお客さんを招待して、飲みながら花火を見た。
下に見える花火は、音も小さくなんか気が抜けた。


お盆は特別な日でした。
気づいてから、やっと私も大人になったと思った。

遠くから 先祖供養と 今の人

2019年8月16日

コメント
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