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拝島駅近くの「玉川上水の桜」(タイトル)です。
ここは、偉い人が灌漑用水として私費をなげうち造成した玉川上水です。
トイレもベンチもいっぱいありました。
近所の方たちも、この上水が大好きなのでしょう。
散歩道(玉川上水側道)に花を植えられ、草を抜き、掃き清められていました。
老若男女、多くの方が散歩されていました。私も大好きでした。
久しぶりの投稿となりました。
木金土と忙しかった。
農業は、夏のなごりの片づけと新しい作付けに追われました。
早朝の農業で疲れた体を癒すはずのカフェが忙しかった。
毎日、ピザを仕込むことになった。仕込むと言っても4枚です。
ピザの生地を練り始めて、トッピングをしラップをして冷凍庫に保管するまで4時間かかります。
今日のタイトルは、「我慢が効かない」です。
中でも土曜日は大変でした。2組(昼、夜)18人(昼7人、夜11人)の予約がありました。
お任せ料理を出す。妻と二人で分担して作る。前菜に始まり、コーヒーで締める。
約7種類の料理と飲み物(デザート付き)を出します。ワンプレーとではなく、すべての料理の器が違う。
器を出しては、回収する。料理の間に洗い物をする。
若者たちのグループ(平均20代)には、特に多く出します。難なく腹に納まっていきます。
4時に始まり、9時半を過ぎても終わりません。おまけに、締めの飲み物がココア11杯でした。
温かいココアを飲ませて上げたい一心で、30分近くかかりました。
流石に、代表者に苦言を言いました。(もっと、早く終わって)
カフェに来られるお客さんの滞在時間は、平均3時間です。
我カフェは、2組も来られるとてんやわんやです。木曜日には、3組来られました。
コーヒーを出すのが遅れました。「遅い」とお客さんの顔に書かれていました。
何処にも行く当てのない田舎です。2次会に行くにも困ります。
あっても、ビール1杯1000円ではね?盛り上がった若者は困ります。
よくわかりますが、早朝から働き詰めの身体にはこたえます。
今日とて、若者が来て、「ランチ」をお願いします。この人は、いつもそうです。
ランチなんてメニューにない。事前に言ってよといつも思います。常にサービス超過となります。
お腹を空かせているだろう。野菜が足りないだろう。私達の人の良さを期待されています。
同じように行くところがない。5時間もいて、ギターを抱えて来て延々と歌っている。
私は、相手をしないことにしました。
料理を作ったあと彼らが帰るまで4時間もあり、空き家3軒の草刈ができました。
草刈り機の燃料タンクに継ぎ足すこと5回。普通は1回でやめておく。それ以上は危険です。
こんなことは続かない。常に閉店を考えてしまいます。
田舎には、若者が集まるところがない。
公民館、市役所の会議室、小学校の体育館、農業施設と使われないスペースはいっぱいあります。
都会の人にとっては、あこがれの緑だらけです。
残念なことに、桜は植えてもベンチが一つもありません。
公園は、草だらけ。健康のため散歩を勧めるも、公共トイレがありません。
それが見えたので、カフェを始めました。
まったりと時間を過ごされて行かれます。
2反歩の畑で採れる野菜は、カフェのおまかせ料理だけでは消費不可能です。
来られるお客さんに無料で配ることになる。出来の良いものからとなります。
「我慢が効かない」年代です。
田舎の人に言いたい。
本気で人を増やしたいと考えるなら、他の普通の田舎に行って来たら、あるいは住み替えたらと言いたい。
田舎の人とて、観光地にしか行かない。すべてにおいて困るからです。
一過性のイベントを打つより、ベンチやトイレを作るのが先ではないでしょうか。
滞在時間を延ばしていただく工夫が足りない。
遠くから来て、お好み焼きとピザをテイクアウトしてくださいました。
「食べるのに、適当な場所を教えてください」と聞かれました。答えようがありませんでした。
若者に言いたい。
あんたら、家飲みをしたことはないんかい。
どれほど大変か。親たちの姿を見て来ただろう。もう、近所の人たちが寄り合うこともないのかな。
点から点の移動ばかりして、便利ばかり追いかけて、そうはいかないのだよ。
自分たちの居場所づくりを本気で考えたら。
自分たちの次の世代のことを考えてください。
幼稚園や小学校から帰ってきた子たちが、外で遊ぶ風景はごくまれです。
戸外で、子ども達のはしゃぐ声も、泣き声もありません。
ばあさんや、いくら孫が可愛くたって、小学校までお迎えはないのでは。
少ないからと言って、子どもを甘やかさないでと言いたい。
いずれ、「孫になんぼつかませたら」と思案するようになるのに。
我慢が効かない。でした。
人の良さ 草も枯葉に も限界
2020年9月22日
<<あとがき>>
良いことを思いついた。空き家をただ遊ばせておく必要がない。
害になりつつある竹を伐って、ベンチと椅子を作って、空き家に置こう。
ついでに、かまぼこ板で巣箱を作り、空き家の木にぶら下げよう。
木々に名札を付けよう。空き家の庭を公園にすればよい。
ここの人たちがやらないのなら、自分でやろう。
トイレは、カフェのトイレを使っていただけばよい。
今度は、独りではやらない。この地の暇な人を総動員します。
区長に提言します。