
この方に登場していただきましょう。タイトルは、「どこまでも美しく」です。
この方の若い頃を知りません。
私が描かせていただいた似顔絵を、テレビの横に飾ってくれてるそうです。
今日のタイトルは、「昨日でき、今日もでき」です。
私達の年代に限らず、過去の栄光をつい最近の出来事のように話してしまう。
プロ野球の解説者は、ほとんどの場合、過去の名選手です。
名選手故、名前が売れている。技術も抜きんでていたから記憶に残る選手の一人となる。
さて、では今できるかと言われれば、それは無理な話です。とうに、現役を引退しているからです。
私は、常に自分に言い聞かせています。
昨日できたからと言って、今日もできるとは限らない。
こうしたらできたと、聞かれたら答えるでしょう。
しかし、それは過去のことです。今じゃない。
過去と同じことはできなくたってよいと思います。バットに当たった感触だけは、その人のものです。
その感触を伝えるのが、解説者でしょう。
仕事となると、話は別です。
仕事や、生きざまは、常に「今」です。
今もできるはずだと、報酬をいただきます。
できないとなると、報酬は下がります。
国宝級の名人は、常に技を磨き、新しい自分を作り出している。
過去の悪さも失敗も、この人たちには栄養源となる。
過去の栄光が、今の自分であるかのような錯覚だけは避けたい。
今もできるか。
体力も落ち、精神力も落ちた今は、若い頃と同じように出来るはずがない。
何故、挑戦を続けるのか。
道具を吟味し、身体に相談しながら、良いものに近づこうとする。
それは、出来た頃と似たような気持ちだからです。
過去にはなかった、工夫がそこにある。
話す人に、そんな正直な気持ちが見えたときは、さわやかな気持ちになります。
似顔絵を描いていると、生きざまが顔を作ると感じます。
辛い時も笑顔でいよう、常に美しくありたいと願う人には、笑いじわが自然とでき、オーラがあります。
過去に関係ない今の自分です。
同窓会で、学生時代はスーパースターだった彼が、好ましくないおっさんになっている。
何十年もかけた塩漬けの生活態度が顔に出ている。言動も予想通りとなります。面白くない。
目立たなかった彼が、頼もしく見え、豊かな顔になっている。
一生懸命生きて来たんだと、納得です。
私は、「今」を大切に生きたい。今日もできるかなと挑戦をし続けたい。
体力にまかせて、なぎ倒したころとは違う。体力がない今は、倒れるような工夫をしよう。
そんな工夫をし続ける友人たちが、私には多い。嬉しいことです。
白髪でも 仕草に色気 枯れすすき
2020年9月23日
<<あとがき>>
用心をして、早く寝過ぎました。これからゴルフです。
私より10歳上の先輩に、いまだに勝てません。
上がってなんぼのゴルフです。
私に足りないのは、技術と一生懸命さでしょう。
今日は、粘ります。