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絵のタイトルは、「洗い清めて」です。
国分寺の湧き水で、菜を洗っておられました。
もうすぐ、こんな季節となります。
今、想像すると身が縮みます。
早く寝たら、目が覚めるのも早い。
昼夜の温度差が10℃以上の日が続くようになった。
早朝の時間は、なにか羽織らないと肌寒さを感じる。
今日のタイトルは、「気がかりなこと」です。
畑や山のこと。
熟すごとに頭が重くなる豆と唐辛子に支柱をする。
さつま芋を収穫する。収穫が終わった場所を耕し有機肥料を鋤きこむ。
耕作放棄地の山際に塹壕を掘る。塹壕に剪定した木々(枝、竹)を埋める。
森の下草を刈る。竹を伐る。種を付けた雑草から順に刈っていく。
全部はできない。
カフェのこと。
ソーシャルディスタンス(パーティション)の製作・設置。換気対策。
補助金の申請。これらは必須事項で、必ずやらなければならない。
横浜や川崎のこと。
横浜の自宅裏山の伸びた木を伐る。家の屋根にかぶさった枝を伐る。
裏山の地主は伸び放題でなにもしない。代わって子供たちと一緒にやるしかない。
庭の木蓮の枝も伐る。レンタカーを借り、ごみ処分場まで切った木を運ぶ。
川崎の義兄の家の解体処分。まずは、借地権を売ること。
広島のこと。
すでに入手した、相続に必要な書類を司法書士に送付し見積もり依頼をする。
見積もり入手後、残った親族の相続意思確認をし、相続の手続きをする。
収穫間近な野菜(豆類、芋類、葉物類)を保管する準備。
保管できないものは、暫時、家族や友人に送る。送るときには、パンを焼いてつける。
これから植える野菜用に畝を切る。
当然、すべてのことをできるはずもなく、出来ることからやることになる。
背中の張り(凝り)は毎日のことで、働けばほぐれてくるから気にしない。
頑張っても、一日8時間しか働けない。農作業は、4時間が限度である。
「気がかりなこと」があっても、すべてはできない。
「気がかりなこと」で潰されるわけにもいかない。
急死したら、周りに迷惑をかけることになる。
メモに残しておくことにする。その後のことは、妻や子供たちに任せる。
妻も起きだし、国勢調査をコンピューターでインプットしている。
これは助かった。やってみれば、簡単であった。
自殺に追い込まれる方もいる。
私がやってるように、「気がかりなこと」をメモ書きしたら、案外気が晴れるかもしれません。
できないことと、頑張ればできることが分類されます。頑張ればできることをやればよいのです。
頑張ってもできないことは、人に助けを求めるか放置する。
数々の窮地を脱して、のうのうと生きてきました。
書類の整理をした時のこと。
箱を三つ用意した。
捨てる箱、捨てるかどうか迷う箱、残す箱を用意した。
仕分けした当初は、順に1:7:2であった。圧倒的に迷う箱に入れた書類が多かった。
一年以上見なかった書類は不要と判断基準を設けた。
迷う箱の9割が捨てるに変わった。
よって、結果は、捨てる(7):迷う(1):残す(2)となった。
迷うものは、捨てることもできず残すことにした。
書類の整理は順調に進み、残したものにタグ(索引)をつけ、
後の人のために役に立つように目次(索引のみ)の書類を新たに作成した。
覚えることが苦手になった頃、書類の保管場所や技術のノーハウの蓄積を覚えるのをやめた。
おおまかに、誰が知っているかだけを覚えることにした。
必要な時は、その人に聞くことにした。その時は、ずいぶんと気が楽になった。
生きている限り、心配事は蓄積するものです。
それが、「気がかりなこと」になる。
他人にとっては、私の「気がかりなこと」は、どうでもよいことである。
そのうち、自分をやめて他人になろうと考えている。
息子に、「あなた、誰?」と言う日も遠からずであるから。
なんちゃらなあ。
爪の傷 ささくれさえも 忘れるさ
2020年9月29日
<<あとがき>>
これで、今日もゴルフ仇と楽しめる。