故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

草刈アレルギー

2023-06-07 09:53:41 | よもやま話

絵のタイトルは、「ぴょんぴょん」です。
出来る訳もなく、すり足だろうが背筋をしゃんと歩きましょう。


雨上がり 草どんほって 皿洗い

今日のタイトルは、「草刈アレルギー」です。
草刈のことが気になると、寝られないことがあります。
毎日やっていれば何でもないことなのですが、雨季はやったりやらなかったりです。
毎朝、タンク一杯の草刈を続けるコツなのです。

適度な運動や環境美化の活動は、範囲を越えない限り楽しいことです。
島に移住して、耕作放棄地の多さに胸を痛めました。
自分にできることならと、できなくなった年配者に替わり草刈をしています。
この時期は、雨と晴が交互に来て、植物の成長を著しく促します。
緑が多くてよいなと思えるのは、新緑の季節までです。

この時期になると、切られなかった枝が、農道にはみ出し車の通行を妨げます。
冬には見えた山から見えた絶景が、緑の壁で塞がれます。
畑も草で覆われ、入ることも困難になります。

草刈は、大変な作業ではありません。
50cm以上に伸びた草は、3回くらいに切り分けます。
草刈り機の回転刃に巻き付かない程度の長さに、順に切っていきます。
数時間の作業できれいになるから、農作業としては楽な方です。

畑を耕すと、小さな芽と根をおこすため、1カ月は草刈が猶予されます。
草を刈っても、2週間で元通りです。
どんな健康被害が起こるのか分からないので、除草剤は使いません。

草との格闘は、晩秋迄続きます。
別にやらなくても、昔の自然に戻るだけです。
猪の棲み処が、民家の近くにできるだけです。
草刈は、害獣を山に戻す橋頭保です。
人間が勝手に決めた境界線です。
義務感はありません。
そうしたいからやっているだけなんです。

2023年6月7日
コメント
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