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カビと疾病

2017-12-05 12:45:44 | 日記
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カビと疾病

ナポレオン・ボナパルト(1769~1821)、1804年に35歳という若さでフランス皇帝となった。

しかし、1812年にはロシア遠征に失敗、諸国連合軍にも敗れてセントヘレナ島に流刑となり、1821年に51歳で死去した。

ナポレオンは生前「私は遠からず死ぬがその時には私の体を解剖してもらいたい」と言っていた。流刑になって以来、正体不明の病気に悩まされていたのだ。

彼は死が近づくにつれ肥満していったという。1840年、墓を掘り起こしてみると遺体は腐敗せず完全に保存された状態だったという。そして解剖の結果、胃潰瘍・肝臓に肥大が認められた。

これが胃がんであったなら栄養分がとれず、通常、やせ衰えていたはずだった。
1961年「ネーチャー」に掲載されたステン・フォーシューフット博士の説では、ナポレオンの遺髪には通常より非常に高いヒ素がふくまれており、毒殺された可能性があるという。

ヒ素は無味・無臭の猛毒で、体内に入ると細胞内でエネルギーが作られなくなり、100mgで死に至る。

聖マリアンナ医科大学の山内博博士によると、ヒ素中毒特有の症状には

1、 皮膚の変化…浮腫や黒ずみ
2、 手先や足先の痛みがあり、中国やインドなど井戸水に極微量含まれている地域で500万人もの人々が苦しんでいるという。

ナポレオンが肥満した理由は、肝硬変により腹部の水がたまったものと考えられる。そして、ヒ素が防腐剤の役割を果たしていた可能性がある。

つまり、ナポレオンは何者かに毒殺されたと考えられるのだ。

当時、ナポレオンの病室の壁紙は、緑色の塗料で塗られていて、その塗料にヒ素が含まれていた可能性がある。壁に生えたカビ「プレビカウリス」が放出したヒ素ガスが、ナポレオンを死に至らしめたと思われるのだ。

帝京大学真菌研究センター所長・山口英世教授によると、カビはキノコや酵母の仲間の真菌類でおよそ7万種もあり、あらゆるものを栄養源として繁殖するという。

カビによって引き起こされる臓器を侵す病気を"深在性真菌症"と言い、他にも「アスペルギルス」や「カンジダ」などがある。

そして深在性真菌症には予防ワクチンがなく治療薬もないという。

最近の日本人はカビに対する抵抗力つまり免疫能力が下がっており、これまで無害とされたカビも人体に悪影響を与える危険があるという。

その原因には食生活が考えられる。消化のよい柔らかいものばかり食べていると腸内細菌が減少し、免疫能力が低下してしまうというのだ。ごはんを中心とした日本的伝統食が予防法になると考えられる。

こちらにもおこしやす。
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