地球にあしあと

地球の色々なところに足跡をつけてきました。

虫食べた

2007年01月18日 | Weblog
ベトナムに来てから幾つかのゲテモノと呼ばれるもの(カエル、ワニ、犬など)を食べてきた私ですが、「虫だけは食べるまい」と思っていました。
爬虫類までは許せても、虫はやっぱナシでしょう~。

と・こ・ろ・が、

今日食べちゃいました。
なんかの幼虫みたいなやつを。

今、仕事の都合で毎日お昼は出先でお弁当などを注文して食べているのですが、お弁当のおかずに入っていました。
毎回、スタッフと3人分のお弁当デリバリーを頼むと、それぞれおかずが少しずつ違うのです。
「今日は何かな~」と期待しつつフタを開けると、ご飯の上に油で炒めた幼虫らしきものが散らばっていました。

「あ、もしかしてこれは・・・」(固まる私)

スタッフが気を使って「取り替えてあげようか?」と言うので、お言葉に甘えて普通のお弁当に替えてもらいました。
でも好奇心に勝てず、「その虫、1個だけ味見させて」と言って1個もらったのです。

以前は「絶対に虫だけは嫌!」と思っていたのに、何故でしょう?
今は「ちょっとどんな味か食べてみようかな~」という気になるのです。
しかも、フタを開けた瞬間「あ、やべっ」とは思ったものの、さほど驚きもせず、気持ち悪いとも思わなかった自分が不思議です。

で、お味ですが・・・。

これがまたピーナッツみたいな味で、なかなかおいしいんですわ~。
食感は、外側カリッで中はしっとりです。
ピーナッツと味が似ているのに、何故かご飯の上に虫とピーナッツが乗っかってるのは不思議でしたが。どうせなら違う味のおかずを組み合わせればいいのに。
この味なら別に取り替えてもらわなくても良かったかもしれないけど、初体験なのに大量の幼虫を食べるのもどうかと。

というわけで、虫も制覇。
一応バッタとかああいう足の生えた昆虫系だけは今でもあり得ないと思っているのですが、これも分かりません。
目の前に出されたら思わず食べてしまうのかもね。
それにしてもお弁当注文したら普通に虫の炒め物が入ってくるってことは、ベトナム人の食生活には今でもまだ普通に虫が溶け込んでいるのでしょうか。
市場で売ってるのは見たことないけど、どこで売ってるんだろう?

そんなことより、私のベトナム化は一体どこまで進むのでしょうか