前回のブログ記事 【 2024年秋オーロラの旅(フェアバンクス1日目から2日目) 】からの続きです。
フェアバンクス2日目の2024年11月30日(土)夕方に宿泊先の Billie’s backpackers hostel を出発。出発時に小雪が降っていたものの、夕方から晴れる予報なのであまり心配していません。
2023年春のフェアバンクス訪問時に近辺のロケハンをしています。そのときの場所を参考に今夜はチナ温泉に行く途中の道路脇駐車スペースまでレンタカーを2時間ほど運転し遠征することにしました。
ホステルから目的地までは片道96km。17時10分に到着しました。あと5km走るとチナ温泉保養地です。
17時50分、まだ薄明は終了していませんが、空の暗さを測定するSQM値は21.0でした。18時30分には21.2を観測。
北東の空に眼を凝らすと、かなり薄いオーロラが出ているようです。撮影してみると確かに緑色のオーロラでした。2023年春にフェアバンクスで見たオーロラはこんなもんじゃないと車内で待機。
気温はマイナス19度。比較的に暖かですが風速5m/sぐらいの風があり、体感温度はマイナス30度ぐらいに感じます。地吹雪も時々起きているものの、あまりの寒さにレンズには雪が張り付かないようです。
待機中に、救急車がチナ温泉方面へ緊急ライトを光らせながら走っていきました。その後パトカー2台と消防工作車らしき2台も猛スピードで走って行きました。多分、温泉保養地で事故が起きたのでしょう。30分ほどすると救急車がフェアバンクス方向へ猛スピードで帰っていきました。
後で知人から聞いた話だとチナ温泉付近で自動車の玉突き衝突人身事故が発生、長時間の道路通行止めも発生したのだとか。
なかなか「濃いオーロラ」が出ないなあと車内で待機しながら北東の低空を車の窓から見ていました。だいぶ待って車外に出ると、何と真上にオーロラが出始めていました。慌てて撮影準備。
M126-7497
最初はミラーレスカメラに広角レンズで撮影を始めたものの、オーロラが全天に見え始めたので対角魚眼レンズに交換して撮影。右上の輝星は木星で右下は火星。
焦点距離7.5mm、絞りF2.8、露出20秒、フェアバンクス時刻で2024年11月30日(土)22時41分(世界時で11月30日13時41分)に撮影。
M126-7506
中央やや右下は北斗七星。焦点距離7.5mm、絞りF2.8、露出20秒、22時49分に撮影。
M126-7538
オーロラの明かりで雪が緑色に照らされています。中央の輝星は木星。手前の自動車は私が運転してきたレンタカーで、その奥には無人の自動車が駐車してあります。昨年春の時にも同じような自動車が駐車していました。なお、レンタカーが写りやすいように淡い照明を当てています。
焦点距離7.5mm、絞りF2.8、露出20秒、22時49分に撮影。
M127-7609
全天を覆うオーロラが1本道のように変化しました。左端は「すばる」、右端はベガ。焦点距離7.5mm、絞りF2.8、露出10秒、23時21分に撮影。
M127-7687
オーロラは激しく変化していきます。左下はオリオン座。焦点距離7.5mm、絞りF2.8、露出10秒、23時42分に撮影。
M127-7701
オーロラの一部の輝度が明るくなりました。右端には北斗七星。焦点距離7.5mm、絞りF2.8、露出10秒、23時55分に撮影。
M127-7770
特徴的な形をしたオーロラが現れなくなり全天がまるで「バスクリン風呂」のような感じになってきました。オリオン座が南中しています。焦点距離7.5mm、絞りF2.8、露出10秒、日付けが変わって12月1日(日)0時29分に撮影。
そうこうしていると1台の車が停車。私が撮影していると知ってすぐにライトを消してくれました。話しかけてみるとハワイから来たカップルさんでした。スマホでオーロラの記念写真を撮ろうと四苦八苦していたので、私のミラーレスカメラで撮影し彼のメアドまでホステル帰宅後に送信することにしました。(遠征先の駐車場所はスマホの圏外です)
M127-7921
徐々にオーロラが薄くなってきました。冬の大三角が写っています。焦点距離7.5mm、絞りF2.8、露出13秒、2時21分に撮影。
撮影中、強風でカメラが三脚ごと倒れてしまいました。柔らかな雪の上に倒れたのでカメラは無事。天気予報だと風は穏やかだったはずなのに時折10m/sぐらいの突風が吹きました。
なお、上記のオーロラ画像の全ては画像補整などの強調処理や現像処理を一切していない撮って出しJPEG画像です。
これ以上、オーロラは明るくならないと判断し、2時30分に現地を撤収、4時過ぎにホステルに戻りました。
次回のブログ記事 【 2024年秋オーロラの旅(フェアバンクス3日目) 】に続きます。
フェアバンクス2日目の2024年11月30日(土)夕方に宿泊先の Billie’s backpackers hostel を出発。出発時に小雪が降っていたものの、夕方から晴れる予報なのであまり心配していません。
2023年春のフェアバンクス訪問時に近辺のロケハンをしています。そのときの場所を参考に今夜はチナ温泉に行く途中の道路脇駐車スペースまでレンタカーを2時間ほど運転し遠征することにしました。
ホステルから目的地までは片道96km。17時10分に到着しました。あと5km走るとチナ温泉保養地です。
17時50分、まだ薄明は終了していませんが、空の暗さを測定するSQM値は21.0でした。18時30分には21.2を観測。
北東の空に眼を凝らすと、かなり薄いオーロラが出ているようです。撮影してみると確かに緑色のオーロラでした。2023年春にフェアバンクスで見たオーロラはこんなもんじゃないと車内で待機。
気温はマイナス19度。比較的に暖かですが風速5m/sぐらいの風があり、体感温度はマイナス30度ぐらいに感じます。地吹雪も時々起きているものの、あまりの寒さにレンズには雪が張り付かないようです。
待機中に、救急車がチナ温泉方面へ緊急ライトを光らせながら走っていきました。その後パトカー2台と消防工作車らしき2台も猛スピードで走って行きました。多分、温泉保養地で事故が起きたのでしょう。30分ほどすると救急車がフェアバンクス方向へ猛スピードで帰っていきました。
後で知人から聞いた話だとチナ温泉付近で自動車の玉突き衝突人身事故が発生、長時間の道路通行止めも発生したのだとか。
なかなか「濃いオーロラ」が出ないなあと車内で待機しながら北東の低空を車の窓から見ていました。だいぶ待って車外に出ると、何と真上にオーロラが出始めていました。慌てて撮影準備。
M126-7497
最初はミラーレスカメラに広角レンズで撮影を始めたものの、オーロラが全天に見え始めたので対角魚眼レンズに交換して撮影。右上の輝星は木星で右下は火星。
焦点距離7.5mm、絞りF2.8、露出20秒、フェアバンクス時刻で2024年11月30日(土)22時41分(世界時で11月30日13時41分)に撮影。
M126-7506
中央やや右下は北斗七星。焦点距離7.5mm、絞りF2.8、露出20秒、22時49分に撮影。
M126-7538
オーロラの明かりで雪が緑色に照らされています。中央の輝星は木星。手前の自動車は私が運転してきたレンタカーで、その奥には無人の自動車が駐車してあります。昨年春の時にも同じような自動車が駐車していました。なお、レンタカーが写りやすいように淡い照明を当てています。
焦点距離7.5mm、絞りF2.8、露出20秒、22時49分に撮影。
M127-7609
全天を覆うオーロラが1本道のように変化しました。左端は「すばる」、右端はベガ。焦点距離7.5mm、絞りF2.8、露出10秒、23時21分に撮影。
M127-7687
オーロラは激しく変化していきます。左下はオリオン座。焦点距離7.5mm、絞りF2.8、露出10秒、23時42分に撮影。
M127-7701
オーロラの一部の輝度が明るくなりました。右端には北斗七星。焦点距離7.5mm、絞りF2.8、露出10秒、23時55分に撮影。
M127-7770
特徴的な形をしたオーロラが現れなくなり全天がまるで「バスクリン風呂」のような感じになってきました。オリオン座が南中しています。焦点距離7.5mm、絞りF2.8、露出10秒、日付けが変わって12月1日(日)0時29分に撮影。
そうこうしていると1台の車が停車。私が撮影していると知ってすぐにライトを消してくれました。話しかけてみるとハワイから来たカップルさんでした。スマホでオーロラの記念写真を撮ろうと四苦八苦していたので、私のミラーレスカメラで撮影し彼のメアドまでホステル帰宅後に送信することにしました。(遠征先の駐車場所はスマホの圏外です)
M127-7921
徐々にオーロラが薄くなってきました。冬の大三角が写っています。焦点距離7.5mm、絞りF2.8、露出13秒、2時21分に撮影。
撮影中、強風でカメラが三脚ごと倒れてしまいました。柔らかな雪の上に倒れたのでカメラは無事。天気予報だと風は穏やかだったはずなのに時折10m/sぐらいの突風が吹きました。
なお、上記のオーロラ画像の全ては画像補整などの強調処理や現像処理を一切していない撮って出しJPEG画像です。
これ以上、オーロラは明るくならないと判断し、2時30分に現地を撤収、4時過ぎにホステルに戻りました。
次回のブログ記事 【 2024年秋オーロラの旅(フェアバンクス3日目) 】に続きます。
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