Struve1964 というのは、かんむり座にある二重星です。略してΣ1964やSTF1964と書かれることがあります。かなりマイナーな二重星のようで、二重星に特化した書籍にも詳細データが掲載されていません。
なお、Struve というのは、ドイツ系ロシア人の天文学者フリードリッヒ・ゲオルグ・ウイルヘルム・フォン・シュトルーベ(Friedrich Georg Wilhelm von Struve 1793ー1864)が作成した約3000個の二重星カタログの略号で、シュトルーベ番号あるいはシュトルーフェ番号などと言われます。
フリードリッヒの三男のオットー・フォン・シュトルーベ(1819ー1905)も天文学者で父と同様に二重星カタログを編纂し、OΣやOΣΣやSTTという略号で知られています。シュトルーベ家は4世代に渡って天文学者を輩出しています。
2023年6月3日(土)に自宅屋上の望遠鏡で二重星の観望をした際、ちょっとした勘違いでこのStruve1964が口径15cm屈折望遠鏡70倍の視野に偶然入ってきました。
最初は普通の二重星かと思い、倍率を210倍に上げて詳しく観察したところ、三重星であることがわかりました。眼視で見ることができる三重星は二重星に比べて少ないため、記録として残すためにスマホで簡易的な撮影をしてみました。
スマホでお手軽撮影したΣ1964に文字入れしてみました。
ステラナビゲーターVer.9によれば、主星Aは8.06等級、伴星Cは8.07等級、伴星Dは9.02等級、ACの離角は15.1秒、CDの離角は1.5秒というデータ表示でした。
あれ? 伴星Bというものがあるはずと思い調べてみると、伴星Bは11.59等級、ABの離角は1.2秒ということが判明。
この画像はΣ1964を拡大したステラナビゲーターVer.9のスクリーンショットです。主星Aのすぐ左側(東側)に伴星Bがあります。
10コマほどスマホ撮影した画像のほとんどには、かろうじて伴星Bも写っているようですが、眼視ではわかりませんでした。
6月5日(月)の夜にもΣ1964の眼視観察と撮影をしてみました。その様子は次回のブログ記事 【 二重星 Struve1964 その2 】で。
なお、Struve というのは、ドイツ系ロシア人の天文学者フリードリッヒ・ゲオルグ・ウイルヘルム・フォン・シュトルーベ(Friedrich Georg Wilhelm von Struve 1793ー1864)が作成した約3000個の二重星カタログの略号で、シュトルーベ番号あるいはシュトルーフェ番号などと言われます。
フリードリッヒの三男のオットー・フォン・シュトルーベ(1819ー1905)も天文学者で父と同様に二重星カタログを編纂し、OΣやOΣΣやSTTという略号で知られています。シュトルーベ家は4世代に渡って天文学者を輩出しています。
2023年6月3日(土)に自宅屋上の望遠鏡で二重星の観望をした際、ちょっとした勘違いでこのStruve1964が口径15cm屈折望遠鏡70倍の視野に偶然入ってきました。
最初は普通の二重星かと思い、倍率を210倍に上げて詳しく観察したところ、三重星であることがわかりました。眼視で見ることができる三重星は二重星に比べて少ないため、記録として残すためにスマホで簡易的な撮影をしてみました。
スマホでお手軽撮影したΣ1964に文字入れしてみました。
ステラナビゲーターVer.9によれば、主星Aは8.06等級、伴星Cは8.07等級、伴星Dは9.02等級、ACの離角は15.1秒、CDの離角は1.5秒というデータ表示でした。
あれ? 伴星Bというものがあるはずと思い調べてみると、伴星Bは11.59等級、ABの離角は1.2秒ということが判明。
この画像はΣ1964を拡大したステラナビゲーターVer.9のスクリーンショットです。主星Aのすぐ左側(東側)に伴星Bがあります。
10コマほどスマホ撮影した画像のほとんどには、かろうじて伴星Bも写っているようですが、眼視ではわかりませんでした。
6月5日(月)の夜にもΣ1964の眼視観察と撮影をしてみました。その様子は次回のブログ記事 【 二重星 Struve1964 その2 】で。
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