あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

橋を越える雲は春も運んでいるのです

2008-02-19 21:10:20 | 日記

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「小さな旅」で映し出された金時山
小学校のとき遠足で行ったことを覚えている
映像に映し出されたあの山
子どものときに登った高さと
金時山からみた富士山の大きさがあまりに違っているのに驚いた
御殿場線の電車から見る金時山は大きい
ちっとも変わらないと思う
でも、憧れや夢と同じように
大人になると大きさが違っている
きっと、目の位置が違っているからだろう
あれこれのできごとも
みんなそんなふうに大きくなったり
小さくなったりするのだろう
そう思う
ものがおおきいとか小さいとか
悔しいとか、羨ましいとか
そんなことも大きくなったり小さくなったり
思い出さなければなんともないことも
思い出すと涙溢れるようになる

今日はどうしてか、駅の階段は長くて高いように思う



温かそうな道を選び歩いている。もう少し辛抱しよう

2008-02-19 06:37:15 | 日記
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風が横殴りに吹く寒い日
温かい日差しが恋しい
そう思う。

小さいころ
姉の通っていた学校へ
番傘を届けに行ったことを思い出す

誰かに頼まれたわけでもなく
自分でとぼとぼ暗い道を歩いている
自分の姿は寂しくてしかたがない
そんな思いに満ちている
傘のもち方がぎこちなく
袖口のほつれたセーターが濡れている

なぜか、その自分を街灯が映し出している
どの家も光がともるころ
ひとり言の自分が
哀れに見える

50年以上前の姿が突然現れる
そんなことが最近、起こるようになった。