2009年5月3日(日)、先日行き損ねた福島県立美術館にアンドリュー・ワイエス展を見に行ってきた。展示テーマが「創造への道程(みち)」ということで、作品は習作から完成作品に至るプロセスがわかるような展示の手法が取り入れられていた。
完成作品は写真のように繊細緻密であるが、写真より実物の質感が圧倒的によく伝わってくる。特に光が当たって輝いている部分と影になっている部分の間の繊細な描写はすごいとしか言いようがない。どうすればここまで表現できるのか?
今回の展覧会は3月17日から始まっているが、この案内パンフレットには、「90歳を越えた今もひたむきに制作を続ける画家ワイエスの生の姿にせまる、ファン待望の展覧会」とある。しかし、残念ながらワイエスは2ヶ月前に亡くなっている。恐らくその時点で印刷が終わっていたのだろう。展示の中の略歴紹介欄の一番最後は、「2009年1月17日 死去」という紙がパネルの上に貼り付けられていた。
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