2009年5月24日(日)[2]、弥陀ヶ原へは行けなくなったため、ビジターセンターからの帰りに羽黒神社の五重塔を久しぶりに見てくることにした。以前に2、3度来ているが、記憶ではこれまでも晴れていたことはない。そのせいかこんな山中の湿度の高い杉林のなかで、しかも積雪も多い場所にもかかわらず、よく木造の古い五重塔が朽ちることなく残っているのかがいつも不思議に思う。きっと昔の職人の木を生かす知恵のせいだろう。国宝に指定されるのも納得できる。
<いつ来ても変わらない羽黒山五重塔、心なしか周囲のスギが少し弱ってきたような気がする>
<軒裏の木組みが美しい>
<苔むしたスギの古木の奥は帰りに登らなければならない参道>
2009年5月24日(日)[1]、数年ぶりの出羽三山である。今日は羽黒神社側からの月山へのアクセス道路の入り口付近にある、磐梯朝日国立公園月山ビジターセンターを訪れるのが第1の目的で、そのあと8合目付近の弥陀ヶ原まで足を伸ばすつもりだった。しかし残念ながらまだ8合目への道路は冬季の交通閉鎖が解除されておらず月山はあきらめざるを得なかった。
ビジターセンターを訪れた目的は、先週山形県からこのセンター内の展示施設を改修するための設計業務の入札に指名されたためである。送られてきた資料だけでは良く分からないため一応の現地確認である。あいにくの霧雨のため全く視界がきかず、周辺を歩いてみるつもりだったがこれもあきらめざるを得なかった。
<湯殿山と月山方面へのアクセス道路の登り口付近にある看板>
<霧に霞む月山ビジターセンター>
<内部の展示も結構金がかかっている>