2009年5月16日(土)[2]、今日は、彼らのフィールドである森に案内してもらった。ほとんどが管理放棄されたかつての薪炭林の落葉広葉樹林とスギ林である。落葉広葉樹林は若いブナ林が多く、その中に母樹として残されたと思われるブナの大木が所々にある。その古いブナの大木には特別の存在感があり、まさに木霊の存在を感じさせる森厳さを持っている。きっとこの森のシンボルになるだろう。
5月16日(土)[1]、新潟県魚沼市で森づくりの活動を行っているNPOに頼まれて、彼らの活動の現場を見せてもらいに昨夜から魚沼市(旧守門村)に来ている。彼らの活動は多岐にわたっているが、その中でも限界集落と言われている人口減少の著しい高齢化した山間集落に拠点を持ち、集落の人たちと一緒に地域の存続をかけた活性化への取組を行っている。その一つが「森のクラインガルテン」づくりで、現在は市から借りた廃校になった小学校の校舎や50haの森林を利用して、森の手入れをしながら、子供たちの体験学習のサポートなどを7人のスタッフで行っている。彼らがすごいのは国から直接いくつかの事業を受託して年間数千万円の売り上げあげ、若い常勤のスタッフを置いていることである。そのうちの2人が、この集落に住んで農業もしながら活動を行っている。
代表のSさんは元商社マンで東京から移り住んだいわばよそ者である。彼がこの地にほれ込んで、この集落を存続させるために若い人たちが定住できる産業基盤を、ここにあり余るほどある森林を活用して実現させようという夢を持っている。道のりは遠く険しいがその志には共感できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/c1/716d75050eab5a0d9523bcbfc0f4fc7d.jpg)
<NPOが借りて管理している立派な廃校>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/47/8bc954dc96f6f0596d2694557f682604.jpg)
<若いスタッフ2人が借りている空き家となっていた借家、家賃は月1万円だという>
代表のSさんは元商社マンで東京から移り住んだいわばよそ者である。彼がこの地にほれ込んで、この集落を存続させるために若い人たちが定住できる産業基盤を、ここにあり余るほどある森林を活用して実現させようという夢を持っている。道のりは遠く険しいがその志には共感できる。
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<NPOが借りて管理している立派な廃校>
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<若いスタッフ2人が借りている空き家となっていた借家、家賃は月1万円だという>