平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1296 靖国がつぶされる?

2018-10-14 11:51:31 | 日記
     平和への希い1296 戦後74年  
   靖国がつぶされる?    2018.10.14.

12日の新聞朝刊に、「靖国神社宮司が宮内庁に謝罪」の記事が小さく載っていた。
何のことか?と思ったら、神社内会議で宮司が発言した内容が、週刊誌にスッパ抜かれたことで、謝罪せざる
を得なくなったらしい

宮司は、「(天皇の慰霊の旅を批判して)陛下は、靖国神社を潰そうとしている」という発言をしたとのこと。
靖国神社広報部も、この発言を認めている。
少子高齢化が進み、「過去の戦争でお国のために戦い亡くなった英霊を慰霊するのは靖国神社」、という
戦争体験者が亡くなり、靖国神社の存在そのものに危機感を抱いている、ということでしょう。
総理大臣や国会議員等が、終戦記念日や靖国神社の大祭などに、参拝する、玉串を奉納する度に、中韓米
等から批判ゴウゴウ、国内でも賛否で大揉めになる

天皇家の皆さまは、1970年以降参拝されない。(この頃「東条英機など戦争犯罪人」の合祀決定)
終戦記念日には、靖国神社のお隣の「千鳥ヶ淵墓苑」で、国のために戦い亡くなった兵士も、空襲や原爆で
犠牲になった多くの市民も一緒に慰霊する、ということで、天皇皇后両陛下が必ず参拝されます。

天皇皇后両陛下は、沖縄・パラオなど、激戦で亡くなった国内外の兵士・一般市民を慰霊する旅にお出掛けに
なり、世界平和を常にご深慮されているのが「気に食わない」のだろうか?
「内(靖国)には来ないで、とんでもない」という焦りからか?
靖国問題は、国内外に甚大な戦争禍を引き起こした「東条英機など戦争犯罪人」を合祀したことから出発した。
「お国のために戦い亡くなった英霊」を尊崇し、慰霊しない国はない、と安倍総理など政治家は言うが、
「東条英機など戦争犯罪人」は「英霊」なのか?
大体、国は、国内外に甚大な戦争禍を引き起こした戦争責任を認め、国民に謝罪していない。

靖国問題が出る度に、昭和天皇が1986年の終戦記念日に詠まれた歌を想い出します。
「この年の この日にもまた 靖国の みやしろのことに うれいはふかし」
また、靖国参拝を止められた(1970年)ころの、未発表のお歌らしいですが、
靖国の 名にそむきまつれる 神々を 思へばうれひの ふかくもあるか」も。
宮司の八つ当たり振りに呆れます。
ウォーキング中に出会った花です。

10月14日、「今日は何の日カレンダー」より
鉄道記念日(日本国有鉄道(現・JR)1922)、PTA結成の日、全国育樹祭り
▲水戸藩主光圀(黄門)、政界引退(1690)▲徳川慶喜、大政奉還を上奏(1867)▲新橋・横浜間、鉄道開通(1872)
▲祝祭日を定め、休日とすることが決定(1873)▲ルース台風上陸、本州各地に被害(1951)
▲日本で初めてPTAの全国組織が結成された(1952)▲キング牧師、ノーベル平和賞(1964)
▲長嶋茂雄「巨人軍は永久に不滅です」の名ゼリフ残し引退(1974)▲日本初試験管ベビー東北大で誕生(1983)