平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1305  シリア1220万人の悲劇

2018-10-23 10:24:45 | 日記
    平和への希い1305 戦後74年  
   シリア1220万人の悲劇  2018.10.23.

シリアは、アサド政権と反アサド穏健派の内戦に、反アサド穏健派を応援する欧米、自国利権
のためにアサド大統領を支持するロシア、更にイスラム国が加わり、三つ巴の武力抗争に。
シリアアサド政権は、イスラムシーア派政権ということでイラン・イラクがアサド政権を応援、
過激派組織「イスラム国」は、スンニ派で、シーア派のシリア・イラン・イラクを敵視、特に、
イラクで「シーア派に抑圧されたスンニ派の解放」との大義を掲げて、戦闘を繰り広げている。

「イスラム国」は、1年前、首都と称していた「ラッカ」が陥落、「イスラム国」の兵士達が
世界に散らばり、テロが拡散。
シリアの内戦は、アサド政権と反アサド派の武力抗争は治まらず、難民は増え続けている。
国外に逃れた難民は、560万人、国内に留まっている避難民は660万人。計1220万人。
シリア内戦前の人口の半分超の人が難民になっている。
欧州では、反移民のポピュリズム(大衆迎合主義)の台頭で、行き場を失う難民。
荒廃したシリアでは、強盗や女性への性的暴力など犯罪が横行しているらしい。

武力によって、お互いの「言い分・利益」を押し通そうとして、国民を不幸のどん底に落とし
込んでいるのです。武力では出口を見つけられないのです。
いかなる戦争も、最後は、必ず、話し合いによって終結するのだから、一日も早く話し合いで
決着すれば、それだけ犠牲が少なくなるのです。

為政者は、「国民のための良心」を発揮して、「武力抗争より話し合い」を最優先すべきです。
(参考:イスラム教の宗派
 スンニ派;イスラム教2大宗派の一つ、人口比で9割を占め、サウジ・トルコなど多くの国。
   イスラム教開祖ムハンマド(マホメット)が遺した「慣行(スンニ)」「教え」を重視。
 シーア派;2大宗派のもう一つ、人口比1割の宗派。イラン・イラク・シリアなど。
   ムハンマド(マホメット)の『血統』、つまり「誰が統治者か」を重視。)
ウォーキング中に出会った花々です。

10月23日、「今日は何の日カレンダー」より
◆霜降(そうこう・二十四節気のひとつ。露が冷気によって霜となって降る)
電信電話記念日(日本電信電話公社(現・NTT)1950)
▲貨幣の流通を目的とした、蓄銭叙位令発布(711)▲江戸幕府、風俗統制のため女歌舞伎禁止(1629)
▲日本初の公衆電信線の建設工事が着手される(1869)▲征韓論敗れ、富国強兵推進へ(1873)
▲江戸幕府の五人組にならい、隣組制度化(1935)▲横綱前田山の不祥事発覚・野球見たさに場所休場(1949)
▲第一次オイルショック(1973)▲江崎玲於奈、ノーベル物理学賞受賞(1973) ▲中越地震M6.8 死者68人
(2004)▲吉田沙保里、オリンピックと世界選手権13連覇で国民栄誉賞(2012)