平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1312 新しい世界秩序

2018-10-30 08:52:26 | 日記
    平和への希い1312 戦後74年  
   新しい世界秩序  2018.10.30.

ドイツ・メルケル首相が、任期終了後に引退するらしい。
EUを引っ張って来た、難民保護を主張してきた重鎮が、居なくなる。
ポピュリズム(大衆迎合主義)、ヒトラーのような極右勢力が台頭するわ、イギリスがEUを脱退するわ、
で、これまで築いて来たEUの秩序が崩れかかっているように見える。

米・トランプ政権は、「米国第一主義」で、「自分さえ良ければ」が世界を席巻。
習近平1党独裁政権は、民主主義国家の混乱に乗じて、米国に代り、覇権を目指している。
自由主義諸国が、自由、民主、人権を標榜してきた民主主義は、ポピュリズム(大衆迎合主義)、ヒトラーの
ような極右勢力の主張をも否定しない、むしろ、否定できないことで混乱している。

この混乱の中から、新しい世界秩序が生まれることになるのだが、自由、民主、人権を守ることだけは、
はずさないで欲しい。

チャーチルは、
民主主義は最悪の政治と言える。これまで試みられてきた、民主主義以外の全ての政治体制を除けばだが」
と言って、逆説的に「民主主義は最良の制度である」と言っています。
民主主義の実際の制度としては、多数決が基本となっている。
選挙や、国民投票で、国の方向が決められる。
民主主義が最良の制度となるには、国民世論の多数派が健全な判断を下せることが前提なのです。
多数決で決せられるのが民主主義とは言え、私達国民は「多数派の暴走を許してはいけないと言う良識」を
持ち合わせていないと、とんでもない方向に引きずり込まれて行ってしまうのです。

新しい世界秩序を築くために、平和憲法を掲げる日本の役割は大きい筈。
トランプ政権や、習政権などの恫喝に、「毅然とした」安倍政権であって欲しい。

ウォーキング中に出会った花々です。

10月30日、「今日は何の日カレンダー」より
みその日(毎月)
▲ロンドン島で火災(1841)▲教育勅語発布(1890)▲尾崎紅葉、没。36歳(1903)▲歌舞伎座焼失。再建工事落成は
1924年(1921)▲GATT(関税・貿易に関する一般協定)調印(1947)▲シュバイツァーにノーベル平和賞(1952)
▲モハメド・アリ、チャンピオンに返り咲く(1974)▲写真週刊誌の元祖「FOCUS」が創刊。同スタイルの週刊誌
が創刊ラッシュ(1981)▲インディラ・ガンジー首相暗殺(1984)