中国・習政権が、台湾は中国の一部なのだから、中国の政治下に置くために、香港と同じように、武力で
制圧しようと、いよいよ、プーチンのウクライナ侵攻みたいに、軍事行動を起こすのでは、と、米日は
戦々恐々。
習政権にとって、台湾統一は、毛沢東が出来なかった、「ウラミの案件」なのだ。
太平洋戦争が終わり、中国では、毛沢東率いる共産党と、蒋介石率いる国民党が、主導権争いで内戦が続いた。
蒋介石国民党は破れ、台湾に逃げ込んだ。
大陸を完全に掌握した共産党は、国民党が逃げ込んだ台湾攻略を目論み、1950年代~1990年代に、4回、
金門島攻撃し、台湾海峡で武力衝突が繰り返された。
しかし、共産党の海軍・空軍ともまだ弱かったし、アメリカ第7艦隊の蒋介石政権支援もあって、金門島進攻を
諦めざるを得なかった。
アメリカに次ぐ、経済大国・軍事大国となった現在、毛沢東に代って、「毛沢東のウラミ」を晴らし、強い中国
を世界に知らしめ、毛沢東に代るヒーローとなり、習独裁体制を固めることを目指しているようだ。
日経新聞の朝刊文化面の,現在の、連載小説は、阿部龍太郎さんの「ふりさけ見れば」。
7世紀、大化の改新の頃、中国の先進技術や政治制度や文化、仏教の経典などの収集を目的に行われていた遣唐使。
吉備真備(キビノマキビ)など、遣唐使の留学生が、中国で奮闘し、帰国後、国政改革で活躍する物語。
中国は、戦いによって、帝政が入れ替わる、長い内戦の歴史の国。
「ふりさけ見れば」の中で、国政改革で苦労している吉備真備の言葉。
「(中国の)歴代の皇帝は、天子といい、天から地上を統治する権限を預かっていると考えています。それゆえ、
善政をしいて、民を幸せにする責任があるのです。」
習さん、毛沢東に代るヒーローとなるためには、「民を幸せにする責任」を、プーチンのウクライナ侵略戦争の
ように、武力で民を犠牲にすることでは無い筈。天子の気持になって、「さすが」と世界から称賛され、世界平和
に貢献して貰いたい。そうすれば、毛沢東を超える、世界のヒーローになれます。
日本政府は、「抑止力」のためなんて言って、戦争の危険を膨らませる、「同盟強化」「軍事費増強」を主張する
のではなく、国連中心に、武力での紛争解決を止め、話し合いで解決する、軍隊を持たない、戦争はしない、という
日本の「憲法9条」を、世界中の国々に掲げてもらうよう、努力するべきなのです。
ウォーキング中に出会った花。
6月4日、「今日は何の日カレンダー」より 歯の衛生週間、虫の日、
▲松前奉行が露艦長ゴローニンを国後で逮捕(1811)▲中浜万次郎、太平洋を漂流アメリカ船に救われる(1841)
▲人情本、発売禁止(1842)▲招魂社から靖国神社に改名(1879)▲京都に日本初の水力発電所完成(1892)
▲虫歯予防デーに決められる(1928)▲関東軍により奉天近郊で張作霖が爆殺(1928)▲台風の呼び名、外国女性名
から発生順の番号に(1953)▲全国で560万人参加の安保改正阻止第一次実力行使(1960)▲日本テレビ
「シャボン玉ホリデー」の放送が始まる(1961)▲島根県中部地震(1978)▲中国、民主化運動を武力弾圧
(天安門事件)(1989) ▲ソ連・ウラルで天然ガスパイプラインのガス漏れ爆発、通りがかりの列車2本が吹き
飛ばされ607人死亡(1989)▲毛主席夫人で文革時代の4人組のリーダー江青女史が自殺(1991) ▲サッカー
日本代表、対ベルギー戦で2-2の引き分け、ワールドカップ初勝ち点(2002)▲静岡空港開港(2009)
▲民主党菅直人第94代内閣総理大臣に(2010)▲DJポリス渋谷に(2013)▲兵庫・宝塚市のアパートで
ボーガン殺傷事件(2020)