昨日は、さいたま市の傾聴ボラティア「あゆみ」の大宮地区有志による勉強会「らくらく講座」が、DVDに
よる、勉強会を開催した。
福岡県の、南蔵院 林覚乗ご住職が、「共に育つ」という題で、講演された1時間半ほどのDVDでした。
人は、出会いによって、縁が生まれ、絆が出来、お互いに、楽しいことや悲しいことを共にし、励みにしたり
自分を見つめ直したりしながら、人間としての力量、人格を高めて行ける。
縁を大事にして、出会った方々と共に、自分も成長していけるように、心掛けましょう、と、ご住職が出会った
沢山の方々の、涙あり、笑いありの感動的な実話を、立て板に水、いや、立て板が流れてしまう勢いで話され、
涙、鼻水を拭いたり、笑い転げたり、忙しかったけれど、感動の1時間半でした。
実話の一つ。沖縄・宮古島が好きになり、移住された方が亡くなり、ご遺族が、ご遺骨を抱えタクシーに乗った。
タクシーの運転手さんが、「宮古島を好きになった故人」の話を聴き、「そんなに宮古島を愛してくれたのか」
と感動し、ご遺骨を宮古島の海が見える席に据えて、空港まで送ってくれた。
空港に着き、搭乗に。搭乗は一番最後に回され、不審に思っていた。一番前の座席に案内され、2席が空けられ
ており、窓際の、宮古島が見える席に、ご遺骨を置いてくれたのです。
タクシーの運転手さんが、航空会社に、「宮古島を愛してくれた故人」のことを話し、航空会社も、感動して、
特別の配慮をしてくれたとのことです。心のふれあい、話し方がお上手で、涙が出ました。
笑い話では、青森の恐山に団体旅行した時のご体験話。
黄泉の国(よみのくに)との境と言われている場所で、奥さんを亡くした男性が、「帰ってきて―」と叫ぶが、
夫を亡くした奥様は、「帰ってきて―」とはあまり言わないようです。
男性には、奥さんを亡くしたことがストレスですが、女性には、夫がいることがストレスの人が多いのかも、と。
他人(ひと)の不幸を共に悲しみ、他人の喜びを願う、「自分さえ良ければ」という「自分中心」は止めて、
出会いという縁を大事にして、思いやりや感謝の日々を送って欲しい、
と、締めくくっていらっしゃいました。
ということで、私達の「傾聴活動」の「心」に、灯をともして頂きました。合掌
ウォーキング中に出会った花。ノーゼンカズラが咲き始めました(オレンジの花)
6月19日「今日は何の日カレンダー」より 元号の日、京都府開庁の日、ベースボール記念日、
桜桃(太宰治)忌、トークの日 (毎月)
▲蘇我氏を倒した中大兄皇子、わが国最初の元号「大化」制定(645)「平成」まで247号を数える
▲秀吉、キリシタン禁令を出す(1587)▲松平定信、老中となり改革開始(1787)▲近代野球、初試合(1846)
▲日米修好通称条約調印(1858)▲万国郵便条約締結(1877)▲ツェッペリン、処女飛行(1910)
▲高峰譲吉の提唱による理化学研究所創設(1915)▲丹那トンネル貫通(1933)▲マリアナ沖海戦(1944)
▲太宰治の遺体発見(1948)▲クウェート独立(1961) ▲東京・渋谷で温泉ガス爆発、通行人等3人死亡(2007)
▲改正公職選挙法施行。選挙権年齢18歳以上になった。(2016)