平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い2615  ゴキブリが生き残るワケ

2022-06-21 06:55:02 | 日記

プーチンのウクライナ侵略戦争のオゾマシサを見る毎日に、人類が、地球上に生き残れる可能性が無く、

生き残れる生物はゴキブリだ、という説が、ナルホドと思う。

何年か前に、日経夕刊「明日への話題」で、龍谷大学農学部伏木亨教授がお書きになった「戦わずして」と

いう、ゴキブリのお話しを、思い出した。

伏木先生が30年前にお読みになり、衝撃を受けられた欧米の科学雑誌の論文。

論文の筆者らは、2匹のゴキブリをカップに入れ、戦わせた。

最初は両者睨み合っているが、触覚でコミュニケーションをするらしく、すぐにどちらかがひっくり返って

腹を見せ、全面降伏する。戦わずして勝敗が決まり、どちらも負傷しない。何匹かを対戦させても同じ。

ゴキブリの体臭に含まれている4種類の化学物質の「におい」が、優劣を決めると言うのです。

自分より強い「におい」物質を振りかけられると、降参。

伏木先生は、

「ゴキブリのシステムには考えさせられる。戦わずして勝負を決するなんて、実にエレガントな文化だ。

無駄な血を流さない。さすが、何億年もしぶとく生きながらえてきた種の知恵だ。(中略)

人間のすることは、どうもきな臭い方向に向かうようだ。軍拡競争もしかり。ゴキブリの知恵に学ぶ、

スマートなコミュニケーションの道具はないものだろうか」

と結んでいらっしゃいました。

プーチンの、悪魔のような侵略戦争、もしかして、人類滅亡への「核兵器」も使いそうな狂行も。

人類が、地球上で生残れるかは、「話し合い」による、スマートな平和的解決しかないのです。

ボタン一つで、勝負を決するどころか、戦争当事国の衰亡ばかりではなく、人類滅亡に繋がるのです。

人類が滅亡しても、平和主義のゴキブリは生き続けるのです。

だって、人間同士は、殺し合いで自滅するけど、ゴキブリ同志、殺し合うことはないのですから

明日は、今日から出掛けますので、ブログ休みます。

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▲大伴家持、越中守になる(746)▲高床式の校倉作りで有名な正倉院に聖武天皇の遺品が献納(756)
▲義経、平宗盛を討つ(1185)▲アメリカ独立憲法、施行(1788)▲日本がユネスコとILO(国際労働機関)

に加盟(1951)▲近畿日本鉄道、冷房特急の運転開始(1957) ▲64年東京オリンピックから柔道・バレーボール

が正式種目に決まる(1961)▲都営地下鉄・京急・京成の相互乗り入れ開始(1968)▲新党さきがけが結党

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