プーチンのウクライナ侵略戦争のオゾマシサを見る毎日に、人類が、地球上に生き残れる可能性が無く、
生き残れる生物はゴキブリだ、という説が、ナルホドと思う。
何年か前に、日経夕刊「明日への話題」で、龍谷大学農学部伏木亨教授がお書きになった「戦わずして」と
いう、ゴキブリのお話しを、思い出した。
伏木先生が30年前にお読みになり、衝撃を受けられた欧米の科学雑誌の論文。
論文の筆者らは、2匹のゴキブリをカップに入れ、戦わせた。
最初は両者睨み合っているが、触覚でコミュニケーションをするらしく、すぐにどちらかがひっくり返って
腹を見せ、全面降伏する。戦わずして勝敗が決まり、どちらも負傷しない。何匹かを対戦させても同じ。
ゴキブリの体臭に含まれている4種類の化学物質の「におい」が、優劣を決めると言うのです。
自分より強い「におい」物質を振りかけられると、降参。
伏木先生は、
「ゴキブリのシステムには考えさせられる。戦わずして勝負を決するなんて、実にエレガントな文化だ。
無駄な血を流さない。さすが、何億年もしぶとく生きながらえてきた種の知恵だ。(中略)
人間のすることは、どうもきな臭い方向に向かうようだ。軍拡競争もしかり。ゴキブリの知恵に学ぶ、
スマートなコミュニケーションの道具はないものだろうか」
と結んでいらっしゃいました。
プーチンの、悪魔のような侵略戦争、もしかして、人類滅亡への「核兵器」も使いそうな狂行も。
人類が、地球上で生残れるかは、「話し合い」による、スマートな平和的解決しかないのです。
ボタン一つで、勝負を決するどころか、戦争当事国の衰亡ばかりではなく、人類滅亡に繋がるのです。
人類が滅亡しても、平和主義のゴキブリは生き続けるのです。
だって、人間同士は、殺し合いで自滅するけど、ゴキブリ同志、殺し合うことはないのですから。
明日は、今日から出掛けますので、ブログ休みます。
6月21日「今日は何の日カレンダー」より ◆夏至(二十四節気のひとつ。陽熱高く昼間の最も長い日)
▲大伴家持、越中守になる(746)▲高床式の校倉作りで有名な正倉院に聖武天皇の遺品が献納(756)
▲義経、平宗盛を討つ(1185)▲アメリカ独立憲法、施行(1788)▲日本がユネスコとILO(国際労働機関)
に加盟(1951)▲近畿日本鉄道、冷房特急の運転開始(1957) ▲64年東京オリンピックから柔道・バレーボール
が正式種目に決まる(1961)▲都営地下鉄・京急・京成の相互乗り入れ開始(1968)▲新党さきがけが結党
(1993)▲円が1ドル100円を切り、円高急進(1994)▲全日空機がハイジャックされる(1995)▲山林
事件で逮捕された鈴木宗男衆議院議員に初の、議員辞職勧告可決(2002)▲フィリピンで大型フェリー沈没
死者700人以上(2008)▲富岡製糸場世界文化遺産に(2014)