平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

 平和への希い3688 韓国の戒厳令騒動 

2024-12-05 12:24:37 | 日記

1昨日夜10時過ぎ、韓国のユン大統領は、非情戒厳令を宣言し、六時間後の昨日の真夜中に、戒厳令を、国会が決議して解除した。

戒厳令は、戦争や内乱暴動、自然災害など緊急事態が起きた時に、国民の権利を保障している憲法や法律を停止して、すべての権力を軍の指揮下におくことです。

軍の命令に従わなければ、問答無用、逮捕投獄は、軍の判断次第ということになるのです。

ユン大統領は、野党の『反国家行為』を理由に、戒厳令を宣言したのですが、今年の選挙で、与党が大敗、野党が過半数を占める議会で、野党の反対で、予算案など決まらず、野党は、官僚の弾劾訴追を乱発し、ユン政権は、政権運営に行き詰まっていたのです。

報道によると、非常事態に追い込まれたのは、大統領自身や夫人の疑惑で、国会でも「大統領が言うことは信じられない」ということらしく、ユン政権が出す予算案などは、審議が進まず、ニッチもサッチも行かない状態になって、窮余の策として、野党の『反国家行為』を理由に、戒厳令を宣言したというのです。

軍も、ユン大統領に従わなかった、軍からも信頼されていなかったようです。

野党は、ユン大統領を、内乱罪で、弾劾するようで、混乱が続きそうです。

プーチンや、ネタニヤフのように、狂妄な政治家が起こしている戦争で多くの命を奪い、多くの人の生活をめちゃくちゃにしている、とんでもない政治家も「困ったちゃん」ですが、ユン大統領みたいな、国民の共感を得られない政治家も「困ったちゃん」ですね。

国民のことより、自分の立場を守ることが最優先の人たちです。

初めは処女のごとく、低姿勢、謙虚、権力を手に入れたら、権力を使って、後は脱兎のごとく、自分の思うままになる権力を守ろうと、やっきになるのです。

普通の政治家ならこんなことにはならないのですが、権力に狂った連中は、手に負えなくなるのです。

私たち、国民は、しっかり見張っていないと、いけないのです。

12月5日、「今日は何の日カレンダー」より 社会福祉週間(12/5~12/11)、納めの水天宮
▲聖徳太子、冠位十二階を制定(603)▲コロンブス、サント・ドミンゴを発見(1492)▲モーツァルト、ウィーンでチフスのため死亡。35歳(1791)▲長州藩が吉田松蔭を投獄する(1858)▲東京女医学校設立(1900)▲東京府が日暮里に初の公設質屋を開く(1919)▲アメリカ禁酒法廃止(1933)▲ソ連、スターリン憲法を制定(1936)▲セントラル野球連盟結成(1949)▲米空母、日本近海で水爆を搭載した攻撃機を落とす(1965)▲第34回総選挙で自民党敗北(1976) ▲広島原爆ドーム・厳島神社が世界文化遺産に(1996)▲南アフリカ元大統領ノーベル平和賞ネルソン・マンディラ没(2013)。▲羽生善治、史上初永世7冠に(2017)▲ファーウェイ孟副会長米当局の要請で、カナダ・バンクーバーで逮捕される(2018)▲ボイジャー2号太陽圏を離脱、恒星間空間へ(2018)▲フランス 年金改革問題でストライキ始まる。優遇されていた公務員なども参加、ゼネラルストライキに(2019)▲日本酒・焼酎・泡盛の醸造酒づくりが世界無形遺産に決まる(2024)