年の瀬。何かと物入りな、フトコロが気になる時期。
23日、内閣府は、「日本がどのくらい豊かなのか?」を示す指標を発表しました
国民一人当りの名目国内総生産(GDP)です。
価値を図る尺度は、毎日、為替相場が変わるように、動くので、今現在の価値(為替)で決めて、価値を計ろうと言うのが、「名目」国内総生産なのです。
日本円での「国民一人当りの名目国内総生産(GDP)」を、世界各国と比べるために、現在の為替で、計算し直して、「現時点で、日本人は、どのくらい価値を高めて、豊かなのか」を知ろうと言う指標なのです。
結果、経済開発機構(OECD)加盟国38カ国中22位、韓国の21位の次、G7では、最下位。
年の瀬、なんとなくフトコロが淋しいなあ、と思っていただけに、変に納得。
阿倍のミクスは、ゼロ金利でおカネをジャブジャブ使うようになれば、いろいろなものを買う消費やサービスが増え、消費やサービスを提供する企業など儲かり、企業などで働く人たちの給料が上がり、更に消費が増える、と、好循環を生めば、経済は良くなり、国民も豊かになる、税収も増え、国の借金も減る、との考えでした。
狙いは良かったのですが、そのようにならず、儲かったのは、ジャブジャブのカネは、投資家や裕福な人が無利子のカネを投資などマネーゲームで儲けたが、一般の国民にはあまり回ってこなかった。
その上、コロナ登場で、人も、おカネも閉じ込められ、消費やサービスは、減る一方。
不運もあったが、安倍のミクスは、頓挫。阿倍さんも病気理由に退場。
残ったのは、低金利が、欧米との差がついて、円は安くなり、物価は上がり、国民は節約して生活防衛するしか出来なかったのです。
生活救済のため、無利子の国債で、大盤振る舞いせざるを得なかったので、国家財政は借金がふくらみ、超借金大国となり、国際的な信用はがた落ちになって、「円」はどんどんどんどん安くなり、物価はどんどん高くなる、給料は物価の高騰に追いつかず、生活は豊かにならない。悪循環になってしまったのです。
ということで、豊かさで、日本の位置は、下位低迷になってしまいました。
石破さん、大変ですが、目先のことも大切ですが、長い目で見た、日本再生の舵取りよろしくお願いします。
12月25日、「今日は何の日カレンダー」より クリスマス、スケートの日、終い天神
▲クリスマスの日決まる。太陽再生の冬至祭をキリスト降誕の日と結びつける習慣が誕生。この日、ヨハネが
説教で決定(366)▲フランク王カール1世がローマ皇帝として戴冠(800)▲後白河法皇が平清盛を用い平治の乱を
起こす(1159)▲与謝蕪村、没。68歳(1783)▲江戸の薩摩屋敷が焼き打ちされる(1867)▲東京第一長老教会で日本初のクリスマスパーティ(1874)▲志賀潔、赤痢の病原体発見 (1897)▲大正天皇崩御。摂政裕仁親王践祚し、
昭和と改元(1926)▲ラジオ東京(現・TBS)開局(1951)▲奄美大島の日本復帰(1953)▲大ヒット曲「およげ!
たいやきくん」のレコード発売(1975) ▲ルーマニア革命でチャウシェスク前大統領夫妻死刑(1989)▲ソビエト連邦崩壊、ゴルバチョフ大統領が辞任とソビエト連邦解体を表明(1991)▲欧州宇宙機関の土星探査機から小型探査機が分離され土星の衛星タイタンに着陸(2004)▲羽越線、突風による脱線事故で死者5人、重軽傷者32人(2005)▲米・デルタ航空で乗客がテロを未然に防ぐ(2009)