新日本紀行とぽっんと一軒屋の比較研究
民放で放送されているぽつんと一軒屋の
視聴率が高いと言われている。かってN
HKで放送されていたドキュメンタリー
番組の新日本紀行の視聴率の驚異的高さ
は変わり行く昭和日本の現状やその家族
や地域のありのままの現実を記録して高
い、全国的、日本的、視聴率を誇る番組
だつた。令和の現代社会においてぽつんと
一軒屋と言う番組は日本の多くの山村に住
む人々や、都会に出て過去の山里暮らしを
階層する人々にとりこの番組は日本人の心
のふるさとの原風景を映し出したもの日本
に暮す人々は往古より「やまと」つまりは
「山戸」とも言うべき山暮らしを基盤に置
く民族が日本人の本質と言えようか?さて
NHKの新日本紀行では、印象的な富田勲
氏の重厚である意味で陰鬱な真柏性のある
ドキユメント番組であったのに対して司会
の所ジョージ氏は客観的で陽性な雰囲気を
醸し出している事にも着目したい。新日本
紀行がドユメンタリーそれも一種の悲壮感
やネガテイブ感覚や負の特徴を持っていた
のに対してぽつんと一軒屋はポジテイブな
陽性な番組作りをしている事に、気が付く
しかしその番組を視聴する日本全国の人々
はかってのNHKの人気番組新日本紀行と
おなじ山国日本に住む日本人の深層心理や
故郷への哀愁、都会で暮らす人々の郷里へ
の望郷の念と言う日本人の多くの老若男女
が心の根底に持っている。山里くらしの
憧れや深層心理を深く分析配慮した番組作
にに今更ながら感心する。権力、名声、地位、
と日本の歴史に燦然と輝くあの太閤秀吉で
さえ自らの居城のなかに山里郭なる精神の
休養、保養をすべき、施設を作っている事
でも解る。輝くばかりの繁栄と日本人の
精神文化の根底にある山里への憧憬、帰巣本能
山国に住む「やまと」の人々の心底を心得た
番組とも言えようか? 今日も何百年もの昔の
故郷の城に人知れず苔むした石垣を見て人々は
長い歴史の悠久の時間のながれや、うつろい
令和の哀歓を深く感じるものなのであろうか?
▼小谷城 伝大野木屋敷 三段石垣素晴らしい遺構だ!
▼小谷城福寿丸より望見する山脇山、丁野山、山本山、竹生嶋
一名様
ありがとう
ございます。