いとう大の徒然日記

神栖市を今より少しでも発展させて、次の世代に引き継ぎたい!

疑問

2011-10-04 16:03:27 | 国政・県政
野田首相が、国家公務員宿舎「朝霞住宅」の建設について、推進の立場から一転して凍結する判断をしたことに対し、自民党の大島副総裁が、「財務大臣の時にゴーサインを出した人が、世論や議会の厳しい意見を踏まえてやめる。ぶれる政治の一端を示した」という趣旨のコメントをしたとのこと。

でも、この認識はいかがなものでしょうか?


今回の件は、ぶれたのではなく、当初は推進すべきと思っていたものの、国会で野党と議論する中で、野党の意見にも耳を傾け、理解を示したということでいいのではないでしょうか?

野党の意見を無視して建設を続行するというのであれば、文句の一つも仕方ないとは思いますが、今回はむしろ、野田首相の柔軟な対応を歓迎すべきだと思いますし、また、ある意味では国会がその機能を果たしたという見方もできると思います。

これを否定してしまったら、国会のみならず、日本中の議会全てが、何のために存在するのかわからなくなってしまうのではないでしょうか?


(「何でも批判をするのが野党の仕事」ということなのかもしれませんが、そういうことは今まで政権を取っていた自民党は、特にやるべきではないと思います。)


― そうは言っても、野田首相や安住財務大臣、蓮舫大臣が国会答弁などで、建設推進のために述べていた理屈は、いったい何だったのだろうか?という思いは残りますが…
コメント (2)
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