それにしても、最近はほとんどテレビを見なくなった。
ここでいうテレビとは、いわゆる地上波のことである。
習慣というものは恐ろしく、朝起きたら何も考えることなく、とりあえずテレビをつけることを習慣にしていた私が、小さい子優先という我が家のルールに則り、チャンネル選択権を失ってからは完全にテレビから遠ざかり、それが習慣となってからはそれが当たり前となり、テレビを見たいとも思わなくなってから、何年が経ったのだろうか…
行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。
野村克也さんの言葉だ。
もちろん、良い習慣もあれば、無意識のうちに同じことを繰り返してしまう習慣もあるだろう。
後者の方は、ある意味何も考えていない行動とも言えるので、成長の妨げにつながってしまうかもしれない。
テレビ一つでは、そんな大げさな話ではないかもしれないが、自分の毎日の習慣に常に意識を持ち、必要があればその習慣を見直すことも、ある意味習慣になっている。
そんなことを思っていたら、参議院選挙中にあってはならないことが起こり、久しぶりに自分の意思でテレビをつけた。
あまりの衝撃に、多くの人がコメントをしているが、私は言葉が見つからず、お会いしたこともないのに、その日以来、気持ちが大きく沈んでいる自分がいる。
ただ、ただ、残念である…