今朝の茨城新聞で、2017年4月現在における茨城県内公立小中学校の普通教室のエアコン設置率が取り上げられていました。
県内44市町村中、100%設置は16市町村。ちなみに神栖市のエアコン設置率は、7.7%とのこと。
鹿行5市(神栖市、鹿嶋市、潮来市、鉾田市、行方市)を見てみると、潮来市と行方市は、設置率100%。
鹿嶋市は、4.3%の設置率で、鹿行5市では最下位となっていますが、これは2017年4月現在の数字。
2018年中には、小学校12校すべてに設置され、中学校4校についても2018年中に設計が行われるとのこと。
鉾田市については、37.2%の設置率となっていますが、これも2017年4月現在の数字。
小学校16校のうち、すでに5校は設置済みで、2018年中には、さらに4校に設置され、その他については、2019年の統合に合わせて設置していくとのこと。中学校4校についてもすでに2校は設置済みで、2019年中にはその他の2校にも設置されるとのことです。
つまり、鹿行5市だけを見れば、神栖市を除く4市で2019年まで、つまり来年には、全小中学校の普通教室にエアコンが完備される見通しとなっています。
そこで神栖市は?
残念ながら、エアコン設置率7.7%の神栖市だけが、このような具体的スケジュールが決まっておらず、6月議会における石田市長の答弁でも「来年度の予算で検討していく」という趣旨の表現に留まっていました。
子供たちの健康や教育環境などを考えれば、エアコン設置は緊急課題となっています。
神栖市には、市内全小中学校への一日も早いエアコン設置を実施して欲しいところです。